シュッコンカスミソウ(宿根霞草)
コゴメナデシコ(小米撫子)
ナデシコ
ギプソフィラ(カスミソウ)
Gypsophila paniculata
ギプソフィラ・パニクラタ
Baby's-breath
中・東部ヨーロッパから中央アジアに自生
耐寒性多年草
コゴメナデシコ(小米撫子)
ナデシコ
ギプソフィラ(カスミソウ)
Gypsophila paniculata
ギプソフィラ・パニクラタ
Baby's-breath
中・東部ヨーロッパから中央アジアに自生
耐寒性多年草
シュッコンカスミソウは、中・東部ヨーロッパから
中央アジアに自生する耐寒性多年草である。
地下に多肉質の根茎があり深く伸びる。草丈90㎝以上で、
よく分枝してかすみをかけたような小さな花が多数つく。
花は小さく、白色か淡桃色で萼は短い鐘状である。
花序内の開花は先端から基部に進む。
開花時期は6~8月である。
本種から八重咲き品種がつくられ、
切り花に広く用いられている。
画像の種も八重咲きであるので園芸品種である。
園芸品種名までは特定できない。
カスミソウ属は、約125種が知られ、ヨーロッパ、
アジアに広く分布し、エジプトおよびオーストラリアにも各1種がある。
一年草、越年草、多年草ときに亜低木となる。
ほふく性で低いものから高さ120㎝くらいの高性のものまである。
葉は対生し、披針形、線形かへら形である。
花は小さく白色または淡桃色で、2出集散花序に多数つき、
苞はふつう鱗片状である。
萼は5歯を有するか5中裂する。
花弁は5枚で爪は不明確で副冠状の鱗片を欠く。
雄しべは通常10個で、花柱はふつう2個ある。
果実は蒴果で、種子は扁平で腎臓形で黒色である。
矮性種はロックガーデンや花壇に、高性種は切り花に向く。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
カスミソウ 、
ジプソフィラ・ムラリス 、
ジプソフィラ・ムラリス・ガーデン・ブライド などを掲載している。