スズサイコ(鈴柴胡)
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
キナンクム(カモメヅル)
Cynanchum pycnostelma
キナンクム・ピクノステルマ
( Unknown )
北海道、本州、四国、九州に分布
多年草
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
キナンクム(カモメヅル)
Cynanchum pycnostelma
キナンクム・ピクノステルマ
( Unknown )
北海道、本州、四国、九州に分布
多年草
スズサイコは、北海道、本州、四国、
九州の日当たりのよいやや乾いた草地に分布する多年草である。
茎はかたくて細く、高さ0.4~1mになる。葉は対生し、長さ6~13cm、
幅0.4~1.5cmの長披針形~線状長楕円形で先はとがり、やや厚い。
葉腋に花序をだし、直径1~2cmの黄褐色の花をまばらにつける。
花は早朝に開き、日が当たると閉じる。副花冠は直立し、ずい柱よりすこし短い。
袋果は長さ5~8cmの細長い披針形。 開花時期は7~8月である。
カモメヅル属は、熱帯を中心に150種が知られ、うち多肉性のものが約20種ある。
直立、ほふく、または下垂する半蔓性の植物である。
花は5数性で小さく、頂生の散形状または総状の集散花序につく。
花冠はふつう車形で深裂する。副花冠は小さく、葯の先端に付属体がつく。
日本には、クサタチバナ、イヨカズラ、フナバラソウなど20種あまりが自生する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
1~3枚目(右上~左上)は、野の調べさんが「山で
出会った植物」のタイトルで、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 日曜日の山で出合った植物の続きです。覆いかぶさる
ように繁った草原の中でやっと見つけた”スズサイコ”
です、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。鈴のような
蕾で、全体が柴胡(サイコ 漢方薬)に似ているので、
鈴柴胡(スズサイコ)と呼ばれているそうで草丈は40~
100cmになります。スズサイコは夜の花で鈴型の蕾は、
日差しが弱くなる夕方近くになって初めて開くそうなの
ですが、雨が功を奏したようです。』