ツルニチニチソウ(蔓日日草)
ツルギキョウ(蔓桔梗)
キョウチクトウ
ウィンカ(ツルニチニチソウ)
Vinca major
ウィンカ・マヨル
Blue-buttons , Cut-finger ,
Greater periwinkle , Band plant
南ヨーロッパ~北アフリカ原産
常緑蔓性半低木
ツルギキョウ(蔓桔梗)
キョウチクトウ
ウィンカ(ツルニチニチソウ)
Vinca major
ウィンカ・マヨル
Blue-buttons , Cut-finger ,
Greater periwinkle , Band plant
南ヨーロッパ~北アフリカ原産
常緑蔓性半低木
ツルニチニチソウは、南ヨーロッパ~北アフリカ原産の常緑蔓性半低木である。
株元から多数の茎が伸びる。最初は直立するが、しだいにほふくする。
花をつけない茎は1m以上になるが、花をつける茎は別に40~50㎝伸びる。
葉は卵形または卵状披針形で対生する。成熟した葉は照葉で美しい。
花は径4~5㎝の淡紫色で、筒状で花弁は5裂していて3~5月に咲くが、
ときに秋、早春の雪解けどきにも咲く。
三枚目(左)は、野の調べさんが、「ツルニチニチソウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 3月の木の芽の出る頃降る雨は、木の芽ながしと言うそう
ですが、新緑に萌え出た木の芽に降り注ぐ雨は、みやび
やかですね。さて、今年も清楚な花を観る事ができま
した。ツルニチニチソウです。
柔らかい色がいいですね~ 』
ツルニチニチソウ属は、南ヨーロッパ、インド、
マダガスカル、熱帯アメリカに12種が自生分布している。
常緑の亜低木で、葉は対生し、全縁である。
花は葉腋に単生し、両性で5数性をもつ。
花冠は管状で、雄しべは花筒中央部につく。
葯に著しい付属体があり、柱頭の形態とともに
訪花昆虫による受粉に適した構造となっている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の学名の通称名で流通している「ビンカ」は、
ニチニチソウ のことであり、
ニチニチソウももとは本属であった。また、ニチニチソウの園芸品種の
チュラビンカ・アスカ にも「ビンカ」の名が入っている。