ハナノキ(花の木)
ハナカエデ(花楓)
カエデ ➡ ムクロジに変更( APG Ⅱ)
アケル(カエデ)
Acer pycnanthum
アケル・ピクナンツム
( Null )
愛知県北部、岐阜県東南部、
長野県南部に分布
落葉高木
ハナカエデ(花楓)
カエデ ➡ ムクロジに変更( APG Ⅱ)
アケル(カエデ)
Acer pycnanthum
アケル・ピクナンツム
( Null )
愛知県北部、岐阜県東南部、
長野県南部に分布
落葉高木
ハナノキは、愛知県北部、岐阜県東南部、
長野県南部というきわめて限定的な地域に分布する落葉高木である。
雌雄異株
で、枝は比較的直立して紡錘形の樹冠をなし、樹高は15mになる。
葉は卵形で浅く3裂し、枝先や老樹ではしばしば切れ込みがなくなる。
葉の長さは8㎝ほどで、萌芽時(左下三枚目参照)は濃い赤色を帯び、
展葉して濃緑色になる。秋の紅葉は鮮やかである。
花は早春に葉に先立って咲き、雌しべ、
雄しべともに深紅色で、群がって目立つ。
とくに雄花は長い赤い花糸と先端の黄色の葯によって美しい。
果実は10月に成熟する。
一・二枚目(右上・左)の花は、長い花糸が目立つため、
雄花のようであり、この木は雄木のようである。
カエデ属は、主として北半球の温帯に分布して約150種がある。
日本には、約20種が分布しており、園芸品種が多く、
とくに日本産の種に属するものが多い。
花は小さく、放射相称で、5数性でまれに4数性である。
総状、円錐、散房の花序につく。
現在、日本および中国原産種の園芸品種は、確認されているもので約200種、
異名同種も含めれば文献的には約400種におよぶ。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
イロハモミジ 、
ネグンドカエデ・フラミンゴ を掲載している。
【追記】
カエデ科は、 APG Ⅱ
でムクロジ科(ムクロジ目)に統合された。
これによりカエデ科は、 APG
分類体系では使われない科となった。