ミモザ
マ メ (ネムノキ亜科)
アカシア(無し)
Acacia dealbata
アカシア・デアルバタ
Mimosa , Silver wattle
オーストラリア南東部、タスマニア原産
常緑高木
フサアカシアは、オーストラリア南東部、タスマニア原産の常緑高木ある。
高さ10~15mになる。
若葉は柔毛があり、銀灰色を呈する。葉は2回羽状複葉で長さ7~16㎝で、
羽片は小葉30~40対からなり、羽片の基部に1個の密腺がある。
花は20~30個の頭状花序が腋生の総状をなしてつき、濃黄色で芳香がある。
開花時期は、2~3月である。豆果は扁平で濃褐色で長さ約8㎝で、
6~7月にかけて成熟する。
暖地では、庭木、切り花として栽培される。日本には明治初年に渡来した。
フランスではミモザとして知られており、ミモザ祭りに使われる。
三枚目(左)は、 Junko さんが、
「モクレンとミモザ」のタイトルで、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 駅へ行く途中、
白もくれん
を撮りました。
色のついたほう は訪ねた家に飾ってありました。
その日はもくれんとミモザを頂いて来て今我が家の
玄関で咲いています。一気に春が来ました。』
アカシア属は、世界に約600種があり、おもに南半球の熱帯、
亜熱帯に広く分布している。
とくにオーストラリアでは種類が多く、
A. pycnantha (A.ピクナンタ)
が国花と国樹に指定されている。
オーストラリアでは、本属の植物を「ワットル」
( wattle )
とよぶが、これは「編み枝」を意味する語で、開拓時代に入植者が、
家の壁や垣根をこの枝で編んで作ったからである。
[ 引用 : 園芸植物大事典
(塚本洋太郎総監修:小学館発行)]
四枚目(左)は、こまさんが、「ミモザの画像」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 札幌百合が原公園の温室のものです。(2018/2/22)
この樹を囲んで「ミモザコンサート」がありました。』
Junko さんからは、
「ミモザ」で投稿ですが、「ミモザ」はフサアカシアの英名・仏名であり、
別名もミモザのフサアカシアのページに
掲載した。
また、「色のついたほう」の植物は、シモクレンである。
こまさんからも「ミモザ」で投稿ですが、
Junko さんと同じ理由から、
フサアカシアのページに掲載した。
本属の仲間は、
ギンヨウアカシア を掲載している。