ブシュカン(仏手柑)
テブシュカン(手仏手柑)
ミカン
キトルス(ミカン)
Citrus medica var. sarcodactylis
キトルス・メディカ(変種)サルコダクティリス
Fingered citron , Buddha's hand citron
基本種はインド原産
基本種は常緑低木
テブシュカン(手仏手柑)
ミカン
キトルス(ミカン)
Citrus medica var. sarcodactylis
キトルス・メディカ(変種)サルコダクティリス
Fingered citron , Buddha's hand citron
基本種はインド原産
基本種は常緑低木
ブシュカンは、インド、ヒマラヤ山麓原産の常緑低木「シトロン」の変種である。
ブシュカンは、心皮が分かれて果実の先端があたかも手の指を合せたような形となる。
江戸時代にはすでに日本に中国から伝えらていたらしく書物に記載がある。
中国や日本をはじめ東アジア諸国では、古くから珍重されてきたカンキツである。
日本では観賞用としてのみ利用されてきたが、中国では砂糖を加えて煮詰めた菓子とする。
また、果皮から精油をとる。
ミカン属は159種からなり、インド東部、ビルマ、
中国に分布する。常緑の低木または高木である。
ふつう枝には刺ある。
葉は複葉が退化した単身複葉で互生する。
花は両性で芳香性のものが多く、ふつう葉腋に単生、
あるいは短い総状花序などにつく。
萼は4~5裂する。花弁は普通白色で、4~5(~8)裂する。
雄しべは花弁数の4~10倍ほどあり、花糸が合生することがある。
果実は球形または楕円形の大きな液果で食用または薬用とされ、
外果皮に油室があり、内果皮は海綿状である。
果実の内部は多くの室(じょう嚢)に分かれる。
可食部はこの分室の壁から生える果汁に満ちた多数の毛である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]