ベニバナダイコンソウ(紅花大根草)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ゲウム(ダイコンソウ)
Geum coccineum
ゲウム・コッキネウム
Scarlet avens , Scarlet bennet
南アフリカ原産
多年草
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ゲウム(ダイコンソウ)
Geum coccineum
ゲウム・コッキネウム
Scarlet avens , Scarlet bennet
南アフリカ原産
多年草
ベニバナダイコンソウは、ヨーロッパ南部から小アジアに分布し、
湿性地を好む多年草である。
高さ30~40㎝で、初夏のころに開花する。
花は赤色でチリダイコンソウに近似するが、
雄しべの花糸が黄色い点で区別できる。
三枚目(左)は、みずがめ座さんが、『 我が家の庭のお花です。大根草、
ハニーサックル 、
アジサイ 』
とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
みずがめ座さんのコメントでは、大根草となっているが、
花はベニバナダイコンソウであり、ここに記載した。
ダイコンソウ属は多年草または極小低木で、
主として北半球の温帯から亜寒帯地域に約50種が分布し、
日本には5種が自生する。
葉は互生または根出し、羽状複葉が羽状深裂し、
ときに側小葉がごく小さくてほぼ頂小葉のみとなる。茎葉を欠くこともある。
花は単生するか集散状につき、黄、白、ときに赤である。
萼片は5個で副萼と互生する。花弁は5枚である。
雄しべは多数で離生し、花糸は花後も脱落しない。
心皮も離生で多数あり、各心皮に1胚珠を含み、
ややとつ面の花床がつく。子房は上位である。
花柱は糸状で宿存し、花後に伸びるが、
関節があるものは上部が脱落する。
果実は痩果で裂開しない。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
ダイコンソウ 、
チングルマ
を掲載している。