ホザキナナカマド(穂咲七竈)
バ ラ (サクラ亜科)
ソルバリア(ホザキナナカマド)
Sorbaria sorbifolia
ソルバリア・ソルビフォリア
False spiraea
北海道、本州(北部)、シベリア、
ウラル地方、中国北東部に分布
落葉低木
バ ラ (サクラ亜科)
ソルバリア(ホザキナナカマド)
Sorbaria sorbifolia
ソルバリア・ソルビフォリア
False spiraea
北海道、本州(北部)、シベリア、
ウラル地方、中国北東部に分布
落葉低木
ホザキナナカマドは、シベリア、ウラル地方、中国北東部、
北海道、本州(北部)に分布する落葉低木である。
高さ2~3mになる。小葉は7~11個あり、披針形か長楕円状
披針形で長さ5~10㎝で幅1.5~2㎝で重鋸歯縁である。
裏面に星状の軟毛を生じる。
円錐花序は長さ10~25㎝で小さな花を多数密生する。
雄しべは花弁の2倍の長さになり、開花時期は、6~7月である。
本属名のソルバリアは、ナナカマド属
Sorbus とラテン語の
aria (属するの意味)に由来し、
ナナカマド に葉が似ていることにちなむ。
ホザキナナカマド属は、日本を含む東アジアに数種があり、
すべて落葉低木である。
葉は互生の奇数羽状複葉で大きい。小葉は披針形で鋸歯縁
である。托葉がある。
花序は頂生の大形円錐花序になって、白色の小さな花をつける。
萼筒は杯状である。萼裂片は5個あり、広く短く背面へ反り返る。
花弁は5枚で卵形か円形である。
雄しべは20~50個あり、花弁と同長か多少長い。
心皮は5個で基部で合生する。
袋果を結び、種子は少数である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、 ニワナナカマド を掲載している。