ホソバウンラン(細葉海蘭)
ゴマノハグサ
リナリア(ウンラン)
Linaria vulgaris
リナリア・ウルガリス
Common toadflax , Butter-and-eggs
ヨーロッパ、北アジア原産
多年草
ゴマノハグサ
リナリア(ウンラン)
Linaria vulgaris
リナリア・ウルガリス
Common toadflax , Butter-and-eggs
ヨーロッパ、北アジア原産
多年草
ホソバウンランは、ヨーロッパ、北アジア原産の多年草である。
草丈90㎝で直立する。葉は線状披針形である。
夏に頂生の総状花序を出す。
花冠は長さ3㎝で淡黄色で、
下唇の突出する喉部にはオレンジ色のひげがある。
距は花冠と同長である。ときに観賞用として栽培される。
ウンラン属は、ヨーロッパ、アジア、北アメリカなど北半球の
温帯に150種以上が分布する一年草または多年草であるが、
分布の中心は地中海沿岸地域である。日本の海岸にも1種
ウンランを産する。
葉は対生または輪生し、上部の葉は互生する。葉縁は全縁
または鋸歯縁で、ときに浅裂する。
花は春から夏に頂生の総状花序につく。
花色は黄、ブルー、パープル、菫色または白色などがある。
萼は5深裂である。花冠は筒状で2唇状をなし、
基部は長い筒状の距となる。
上唇は直立して2裂し、下唇は3裂して喉部は突出し花喉部はほとんど閉じている。
雄しべは4個である。花後蒴果をつける。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
マツバウンラン 、
リナリア 、
リナリア・プルプレア 、
リナリア・マロッカナ などを掲載している。