









フウロソウの花弁は、一般的には紅紫色であるが、
この園芸品種の「アルブム」は清楚な白色である。
フウロソウ属は、フウロソウ連に属し、
園芸上はペラルゴニウムを含む広義に用いられる場合もあったが、
植物学上は別属とされる。
世界に広く分布し、約400種が知られ、熱帯では高山に生える。
草本または茎が肥厚して半低木状になる。茎の節は肥厚する。
下部の葉は長い柄がある。葉身は掌状または3裂状である。
萼片は5個である。花弁は5枚で同大である。雄しべは10個で、
外側5個は花弁に、内側5個は萼片につき、基部に密腺がある。
子房は5裂し、分果は弓状に曲がる。
フウロソウ属は、習性からすると次の4群に分けられる。
① ヒメフウロ群…………一年草でユーラシアに分布する。
② フウロソウ群…………多年草でユーラシアを中心に世界に広く分布する。
③ アンデスフウロ群……多年草で茎は太く短く、多肉化する。南アメリカの山地に分布する。
④ ハワイフウロ群………半低木~低木でハワイに分布する。
栽培されるのは主としてフウロソウ群のものである。ヒメフウロ群のものは雑草として帰化している。
[ フウロソウ属 出典 :
園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行)]
本属の仲間は、 アメリカフウロ 、 ヒメフウロ 、 ゲンノショウコ などを掲載している。