NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ア ワ(粟)
園芸(流通)名
別名
科イ ネ
属(和名属)セタリア(エノコログサ)
学名Setaria italica
ラテン語読みセタリア・イタリカ
英名Hungarian grass , Italian millet ,
英名Japanese millet , Bengal grass , Foxtail millet

原産・分布地栽培種
園芸上分類一年草

 アワは、作物として畑につくられる一年草で、  エノコログサ   から作り出された栽培種であろうといわれている。
 高さ1mになり、基部で分枝する。
 花序は黄色または紫色で、直立するかいくらか垂れ密に小穂をつけ、 長さ約30㎝太さ約2㎝の円柱形となる。

 画像(右上)は、野の調べさんが、「秋色Ⅱ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 粟です。車を走らせると、彼岸花の群れが赤く野を彩り、 コスモスが秋風にさやさやとそよいでいます。
  草木が風に吹かれ、揺れ動いている様はいいですね。』

  画像の「秋色Ⅱ」に対する、「  秋色Ⅳ 」 はヤマハッカで、 「 秋色Ⅲ 」  はツルニンジンで、
  「秋色(10.07)」は田園風景である。

 エノコログサ属は、世界の熱帯から温帯にかけて140種ほどが分布している。
 一年草または多年草である。葉は線形~楕円形または卵形まで変化に富み 表面に縦じわの見られるものもある。
 花序は稈(かん)に頂生し、密なあるいは疎な穂状に小穂がつき、全体に円柱状となる。
 小穂は苞頴(ほうえい)に抱かれた2個の小花からなる。
 下部の小花は不完全で、ときに雄しべがつき、大きな護頴(ごえい)の内側には内頴がある。
 上部の小花は完全で、3個の雄しべと1個の子房があり、 花柱2個は離生で護頴は大きく横じわがあり、内頴は退化している。
 小穂の基部に長い剛毛がつき、小穂が直下の関節で脱落した後も残るので、 本属のよい特徴となっている。果実は頴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]

画像投稿日(投稿者):2005.10.12(野の調べさん)

2015.02.05 First making day [1a/11a/107800]
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