ア ワ(粟)
イ ネ
セタリア(エノコログサ)
Setaria italica
セタリア・イタリカ
Hungarian grass , Italian millet ,
Japanese millet , Bengal grass , Foxtail millet
栽培種
一年草
イ ネ
セタリア(エノコログサ)
Setaria italica
セタリア・イタリカ
Hungarian grass , Italian millet ,
Japanese millet , Bengal grass , Foxtail millet
栽培種
一年草
アワは、作物として畑につくられる一年草で、
エノコログサ
から作り出された栽培種であろうといわれている。
高さ1mになり、基部で分枝する。
花序は黄色または紫色で、直立するかいくらか垂れ密に小穂をつけ、
長さ約30㎝太さ約2㎝の円柱形となる。
画像(右上)は、野の調べさんが、「秋色Ⅱ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 粟です。車を走らせると、彼岸花の群れが赤く野を彩り、
コスモスが秋風にさやさやとそよいでいます。
草木が風に吹かれ、揺れ動いている様はいいですね。』
画像の「秋色Ⅱ」に対する、「
秋色Ⅳ 」
はヤマハッカで、
「 秋色Ⅲ 」
はツルニンジンで、
「秋色(10.07)」は田園風景である。
エノコログサ属は、世界の熱帯から温帯にかけて140種ほどが分布している。
一年草または多年草である。葉は線形~楕円形または卵形まで変化に富み
表面に縦じわの見られるものもある。
花序は稈(かん)に頂生し、密なあるいは疎な穂状に小穂がつき、全体に円柱状となる。
小穂は苞頴(ほうえい)に抱かれた2個の小花からなる。
下部の小花は不完全で、ときに雄しべがつき、大きな護頴(ごえい)の内側には内頴がある。
上部の小花は完全で、3個の雄しべと1個の子房があり、
花柱2個は離生で護頴は大きく横じわがあり、内頴は退化している。
小穂の基部に長い剛毛がつき、小穂が直下の関節で脱落した後も残るので、
本属のよい特徴となっている。果実は頴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]