オオムラサキツユクサ(大紫露草)
ツユクサ
トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)
Tradescantia virginiana
トラデスカンティア・ヴァージニアナ
Commom spider-wort , Widow's-tears
北アメリカ東部に分布
多年草
ツユクサ
トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)
Tradescantia virginiana
トラデスカンティア・ヴァージニアナ
Commom spider-wort , Widow's-tears
北アメリカ東部に分布
多年草
オオムラサキツユクサは、北アメリカ東部に分布する多年草で、
日本では普通に林縁や草原や道端で見ることができる。
草の高さ20~60㎝で、花は散形状に多数つく。
花径2.5~5㎝で、花色は紫色が普通であるが、
まれに淡紅色や白色もある。
萼片は緑色で、いくらかふくらみ軟毛がある。
花は、午前のみ開く。開花時期は6~10月である。
日本へは昭和初年の渡来で比較的新しい品種である。
同属にムラサキツユクサがあるが、
本種と非常によく似ており混同しやすい。
本種は萼片に軟毛があるが、
ムラサキツユクサの萼片は無毛であり、判別の目安になる。
ムラサキツユクサ属は、北アメリカおよび熱帯アメリカに
数十種が分布する直立性またはほふく性の多年草である。
花は腋生または頂生の集散花序につき、葉状の苞に包まれる。
萼片、花弁ともに3個で離生する。
雄しべは6個で、通常完全で花糸は有毛か無毛である。
子房は下位で3室からなり、各室に2胚珠を含む。果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
ムラサキツユクサ 、
トキワツユクサ
および、
トラデスカンティア属の各品種類、
T.オスプレー 、
T.シラモンタナ 、
T.F.ウァリエガタ 、
T.ブロスフェルディアナ
などを掲載している。