シ ソ(オドリコソウ亜科)
ラミウム(オドリコソウ)
Lamium album var. barbatum
ラミウム・アルブム(変種)バルバツム
White deadnettle
日本全土、朝鮮半島、
中国、東南アジアの温帯に分布
常緑多年草
オドリコソウは、わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、 東南アジアの温帯地域に広く分布している。
一枚目(右上)は、野の調べさんが、「オドリコソウ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 レースのような透き通るピンク色の花びらがありました。
花が茎をまわるく取り囲むように咲いている様子が傘を
被って踊っているように見えるので名がついたそうです。
花の上部の花弁は傘をさすように覆い被さっていますが、
花粉を雨露から守る健気な知恵でしょうか。』
二枚目(左)も、野の調べさんが、「弾む気持ち!」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 今日は天気に恵まれ少し歩いてきました。
もう野山の春が始っています。オドリコソウが姿をみせ
ました。淡いピンク色は周りの緑の中で明るく照らされ
輝いているようでした。清楚で優雅な雰囲気ですね。』
三枚目(左)は、広島県人さんが、『 珍しい白色のオドリコソウです。』 とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
オドリコソウ属は、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアの温帯に分布する
一年草または多年草で、約40種があり、日本にもホトケノザやオドリコソウが自生する。
茎は4稜形である。葉は対生し、ふつう歯牙縁である。根出葉は長柄をもつ。
花は密な輪散花序につく。萼は筒状か鐘状で5歯があり、5脈が目立つ。
花冠は2唇形で上唇は著しく帽状で、下唇は倒心臓形~広卵形で小さな側裂片があるかない。
雄しべは4個である。果実は4個の分果からなる。
本属の仲間は、
ヒメオドリコソウ 、
ホトケノザ 、
ラミウム を掲載している。