ラミウムは、ヨーロッパとアジアに分布し、北アメリカに野生化する。
茎の上部が斜上して高さ45~50㎝になる常緑多年草である。
花は長さ約2.5㎝で、桃色~紫紅色でまれに白色で、花筒は曲がる。
花冠の下唇の小さな側裂片には1歯がある。葯は有毛である。
オドリコソウ属は、ヨーロッパ、北アメリカ、
アジアの温帯に分布する一年草または多年草で、
約40種があり、日本にもホトケノザやオドリコソウが自生する。
茎は4稜形である。葉は対生し、ふつう歯牙縁である。
根出葉は長柄をもつ。
花は密な輪散花序につく。萼は筒状か鐘状で5歯があり、
5脈が目立つ。
花冠は2唇形で上唇は著しく帽状で、
下唇は倒心臓形から広倒卵形で小さな側裂片があるかない。
雄しべは4個である。果実は4個の分果からなる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
オドリコソウ 、
ヒメオドリコソウ 、
ホトケノザ
を掲載している。