NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名カラスノエンドウ(烏野豌豆)
園芸(流通)名
別名
科マ メ ( マ メ 亜科)
属(和名属)ウィキア(ソラマメ)
学名Vicia angustifolia var. segetalis
ラテン語読みウィキア・アングステフォリア(変種)セゲタリス
英名Common vetch , Narrow-leaved vetch
原産・分布地本州、四国、九州、ユーラシア温帯地域に分布
園芸上分類蔓性二年草(越年草)

 カラスノエンドウの名は、野に生えるエンドウで 実が黒く熟すことからカラスに見立てたものといわれている。
 日本全国(北海道を除く)の道端や土手にみられる。
 開花時期は3~6月で、紅紫色の花を葉腋からでる柄に1~3個つける。 蝶形花は花弁が5枚で、花径は1~1.8㎝である。
 葉柄の基部に三角形の托葉がり、その中央部に蜜腺がある。
 茎の長さは60~90㎝で、巻きひげでからみつく。

 ソラマメ属は、約150種あり、北半球の温帯に多く分布し、 南アメリカにもあるが、ソラマメと交雑できる種はない。
 一年草~多年草で、多くは蔓性である。
 日本では路傍、水田、土手などにふつうに見られるカラスノエンドウ、 スズメノエンドウなど、十数種の自生品がある。

 葉は互生し、偶数羽状複葉でしばしば葉軸の先端が巻きひげになっている。  托 葉  はあるが小托葉はない。
 花は腋生で1~数個が束生するか総状花序につく。 苞は小さく、小苞はない。萼は5裂する。
 花冠は蝶形で、 翼 弁 は  竜骨弁  より長い。雄しべは10個あり、 うち9個が合着して2体雄ずいとなることが多い。
 果実は扁平な豆果で裂開する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  ソラマメ 、  クサフジ 、  ツルフジバカマ  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2006.03.24
2枚目画像撮影日:2006.04.07

2015.02.18 First making day [2k/21ka/134100]
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