マ メ ( マ メ 亜科)
ウィキア(ソラマメ)
Vicia amoena
ウィキア・アモエナ
( Null )
日本各地、朝鮮半島、中国、
サハリン、シベリアに分布
多年草
ツルフジバカマは、日本各地、朝鮮半島、中国、
サハリン、シベリアに分布する多年草である。
日本では全国の草地や林縁に生えている。
葉は羽状複葉で先に巻きひげを有し、
小葉は5~8対で、幅が広い。
花は葉腋から出る柄に多数つく。
花色は紅紫色である。開花時期は、8~10月である。
画像(右上)は、野の調べさんが、「感動しました!」
のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 紅紫色のかれんな花を付けるツルフジバカマが、
数年ぶりに花を咲かせました。
市内在住の92歳の植物の好きな方が、
市が行う春の草刈の為に成長せずにここ数年花を見ることができず、
花が咲かないのは勿体無いと、市の公園課に連絡されました。
住民の声に市が応え、市が検討して自生している
1メートル四方を残すことになりました。
その結果、派手さはないけど、
野の自然を思わせる素朴な花が咲きました。
早速、今朝一番に駆けつけて写したのですが、
急勾配での為、中に入れず、望遠にして撮った画像は全てぼやけて
しまいました。
それで、再度 2度目に挑戦、恐る恐る草を束ねて掴みながら、
下に降りて必死で片手で写してきました。
写しながらもズルズル下に滑っていましたが、結構面白かったです。』
ソラマメ属は、約150種あり、北半球の温帯に多く分布し、
南アメリカにもあるが、ソラマメと交雑できる種はない。
一年草~多年草で、多くは蔓性である。
日本では路傍、水田、土手などにふつうに見られる
カラスノエンドウ 、 スズメノエンドウなど、十数種の自生品がある。
葉は互生し、偶数羽状複葉でしばしば葉軸の先端が巻きひげになっている。
托 葉 はあるが小托葉はない。
花は腋生で1~数個が束生するか総状花序につく。
苞は小さく、小苞はない。萼は5裂する。
花冠は蝶形で、翼弁は竜骨弁より長い。雄しべは10個あり、
うち9個が合着して2体雄ずいとなることが多い。
果実は扁平な豆果で裂開する。
本属の仲間は、カラスノエンドウ以外に、
ソラマメ 、
クサフジ
を掲載している。