キンシバイ(金糸梅)
オトギリソウ
ヒペリクム(オトギリソウ)
Hypericum patulum
ヒペリクム・パツルム
( Unknown )
中国中~南部に分布
半落葉低木
オトギリソウ
ヒペリクム(オトギリソウ)
Hypericum patulum
ヒペリクム・パツルム
( Unknown )
中国中~南部に分布
半落葉低木
キンシバイは、中国中~南部の各省に広く分布している。 常緑ないし半常緑の低木で、高さ0.5~1mとなる。
花はカップ状で径約5㎝で枝端に数個つく。
花色は黄色で花弁は5枚で雄しべは多数あり、5束に分かれている。
本属の花には雄しべの長いものが多いが、
キンシバイの雄しべは短く、花弁の約2分の1の長さである。
開花時期は、6~8月である。
中国原産のものであるが、日本には1760年(宝暦10)
に渡来した記録がある。ヨーロッパには1862年、
オルダムによって日本から導入されている。
寒さにやや弱いのでヨーロッパでは栽培は少ない。
日本では北海道を除いて各地に広く栽培されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
キンシバイの園芸品種とされている
cv. Hidcote (ヒドコート)
は、その起源が不明確であるが、キンシバイより樹勢が強く、
花径も大きく花数も多い優れた園芸品種である。
掲載画像が、キンシバイか園芸品種のヒドコートかを判別するのは難しい。
本属の仲間は、
ビヨウヤナギ 、
ヒペリカム 、
ヒペリカム・アンドロサエマム 、
ヒペリカム・カリシナム
などを掲載している。