NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名キンシバイ(金糸梅)
園芸(流通)名
別名
科オトギリソウ
属(和名属)ヒペリクム(オトギリソウ)
学名Hypericum patulum
ラテン語読みヒペリクム・パツルム
英名( Unknown )
原産・分布地中国中~南部に分布
園芸上分類半落葉低木

 キンシバイは、中国中~南部の各省に広く分布している。 常緑ないし半常緑の低木で、高さ0.5~1mとなる。


 花はカップ状で径約5㎝で枝端に数個つく。 花色は黄色で花弁は5枚で雄しべは多数あり、5束に分かれている。
 本属の花には雄しべの長いものが多いが、 キンシバイの雄しべは短く、花弁の約2分の1の長さである。 開花時期は、6~8月である。
 中国原産のものであるが、日本には1760年(宝暦10) に渡来した記録がある。ヨーロッパには1862年、 オルダムによって日本から導入されている。 寒さにやや弱いのでヨーロッパでは栽培は少ない。 日本では北海道を除いて各地に広く栽培されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 キンシバイの園芸品種とされている cv. Hidcote (ヒドコート) は、その起源が不明確であるが、キンシバイより樹勢が強く、 花径も大きく花数も多い優れた園芸品種である。
 掲載画像が、キンシバイか園芸品種のヒドコートかを判別するのは難しい。

 本属の仲間は、  ビヨウヤナギ 、  ヒペリカム 、
 ヒペリカム・アンドロサエマム 、  ヒペリカム・カリシナム
 などを掲載している。


  1枚目画像撮影日:2006.06.14
2・3枚目画像撮影日:2004.06.12

2015.03.03 First making day [2k/22ki/143000]
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