オトギリソウ属は、一年草、多年草あるいは落葉または常緑性の、
低木または亜低木で、300種があり、
多くが北半球を中心に世界の温帯に分布するが、
一部が亜熱帯の山地に自生する。
茎はときに4稜形である。葉は全縁で対生し、
腺点(明点または黒点)を有する。
花は単性するか集散花序につき、腺体を欠く。
花色は黄色である。萼片はふつう5個あり、同数の花弁がある。
雄しべは細長く、多数あるが、
離生あるいは花糸の基部が癒合して3または5束に分かれる。
本属には花の美しいもの、樹姿の美しいもの、
地表を密におおうように生育するもの、
薬用成分を含むものなどさまざまの
有用形質をもった種が含まれているので、
庭木、切り花、地被植物、あるいは薬草として
多方面に使用されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
二枚目(左上)は、 briboo
さんが、私に送ってくれたものである。
briboo さんからは、
特にコメントは有りませんでしたが、花は、
ヒペリカム・カリシナム
と思われる。
本属の仲間は、 キンシバイ 、 ビヨウヤナギ 、 ヒペリカム・アンドロサエマム 、 ヒペリカム・カリシナム などを掲載している。