(無し)
ヒペリカム・アンドロサエマム
コボウズオトギリ(小坊主弟切)
オトギリソウ
ヒペリクム(オトギリソウ)
Hypericum androsaemum
ヒペリクム・アンドロサエムム
Tutsan
北アメリカ、ユーゴスラビア北西部、
黒海東南部、カスピ海南部に分布
半落葉低木
ヒペリカム・アンドロサエマム
コボウズオトギリ(小坊主弟切)
オトギリソウ
ヒペリクム(オトギリソウ)
Hypericum androsaemum
ヒペリクム・アンドロサエムム
Tutsan
北アメリカ、ユーゴスラビア北西部、
黒海東南部、カスピ海南部に分布
半落葉低木
ヒペリカム・アンドロサエマムは、北アメリカ、ユーゴスラビア北西部、
黒海東南部、カスピ海南部に分布する半落葉低木である。
高さ70~90㎝になり、枝に稜があり、分枝が多い。
花は各分枝の先端につく。葉は無柄で長さ8~10㎝で
幅5~6㎝の広卵形で、わずかに香りがある。
花は3個ないし9個が集散花序につき、径2㎝で花柱は3個である。
花は落ちたときには果実が肥大しており、赤から紫、
黒と成熟するにつれて果実の色は変わっていく。
果実の形が丸く光沢があるので、
コボウズオトギリとよばれることがある。
日陰地のグランドカバーとして適している。
開花時期は、6~9月である。
オトギリソウ属は、一年草、多年草あるいは落葉または常緑性の、
低木または亜低木で、300種があり、
多くが北半球を中心に世界の温帯に分布するが、
一部が亜熱帯の山地に自生する。
茎はときに4稜形である。葉は全縁で対生し、
腺点(明点または黒点)を有する。
花は単性するか集散花序につき、腺体を欠く。
花色は黄色である。萼片はふつう5個あり、同数の花弁がある。
雄しべは細長く、多数あるが、
離生あるいは花糸の基部が癒合して3または5束に分かれる。
本属には花の美しいもの、樹姿の美しいもの、
地表を密におおうように生育するもの、
薬用成分を含むものなどさまざまの有用形質をもった種が含まれているので、
庭木、切り花、地被植物、あるいは薬草として多方面に使用されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、 キンシバイ 、 ビヨウヤナギ 、 ヒペリカム 、 ヒペリカム・カリシナム などを掲載している。