シモツケは、アジア原産の落葉低木である。和名は、
最初の発見地が栃木県の旧名の下野であったことに由来する。
高さは1m前後で枝は細くよく分枝する。
花は淡紅色で径4~6㎜と小さいが、
多数が頂生し散房花序につく。
開花時期は5~7月である。
おもに庭木、切り花、鉢花として利用される。。
シモツケ属は、北半球の温帯から亜寒帯に広く分布し、
80~100種が知られている。そのほとんどが落葉低木で、
主幹をつくらず、高さ1~3mの株立ちとなる。葉は単葉で互生し、
楕円形、披針形、卵形などで鋸歯縁で短い葉柄がある。
花は小さく、白、桃または淡紅色で、
散房花序または円錐花序につき、
4~9月に前年枝に腋生するか新梢に頂生する。
萼片、花弁、雌しべはふつうそれぞれ5個で、
雄しべは15~60個ある。果実は袋果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
三枚目(左)は、野の調べさんが、「シモツケ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 さてシモツケです。五弁の小さな花がたくさん
集まっています。由来は下野の国(栃木県)に
多いからということだそうです 。』
本属の仲間は、
コデマリ 、
シジミバナ 、
ユキヤナギ
などを掲載している。