NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ツルボ(蔓穂)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
属(和名属)スキラ(ツルボ)
学名Scilla scilloides
ラテン語読みスキラ・スキロイデス
英名( Null )
原産・分布地日本各地、朝鮮半島、中国に分布
園芸上分類多年草

 ツルボは、日本各地、朝鮮半島、中国に分布する多年草である。
 草丈は20~40㎝で、地中に黒褐色の外皮に包まれた卵球形の鱗茎がある。
 葉は花期にあるものとないものがある。葉形は線形で内側がくぼみ軟質で厚い。
 花は花茎の先端に総状に多数つく。花色は淡紫色で、 花弁は外花被片と内花被片それぞれ3枚ずつである。
 開花時期は、8~9月である。

 画像(右上)は、野の調べさんが、「秋色Ⅱ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 ヒガンバナの傍で見つけました。ツルボです。 タムラソウかなと思っていたら、ツルボでした。初めてみました。
   細長い葉の間から花茎を伸ばし, 穂のような総状花序をつけ淡い紫色の花をたくさんつけています。』
 シリーズで送ってくれた、「  秋色Ⅰ(ヒガンバナ)  」 、「  秋色Ⅲ(ジュズダマ)  」 の花たちもある。

 本属の仲間は、「オオツルボ」とよばれる  シラー・ペルビアナ  や  シラー・ヒスパニカ 、  シラー  などを掲載している。

【追記】
 ツルボ属は、APGⅢ でリユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)のツルボ亜科に変更になった。

画像投稿日(投稿者):2007.09.17(野の調べさん)

2015.06.21 First making day [4t/43tu/210700]
bt
fb
bb