コウショッキ(紅蜀葵)
アオイ
ヒビスクス(フヨウ)
Hibiscus coccineus
ヒビスクス・コッキネウス
Scarlet rose mallow
アメリカ東南部原産
多年草
モミジアオイは、アメリカ東南部原産の大形多年草で花壇に植えられる。
高さ1~2mになり、全株無毛である。冬期は地上部が枯れる。
葉は掌状に3~5~7深裂し、鋭尖頭である。
花は径12~20㎝で5枚の花弁は細長く、新紅色ときに桃色である。
花柱は長く突出し、花柄が非常に長い。
萼は長さ2.5~5㎝でほぼ中央から裂けて三角状の5裂片となる。
小苞片は線状で10~12個で長さ2~2.5㎝で卵形で短い嘴(くちばし)
状の突起をもち無毛である。
種子は球形で茶褐色で短い毛をもつ。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
三枚目(左)は、野の調べさんが、「わーい わーい!」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 NIO さん
やっと開花しました!すみれさんを通じて、
NIO
さんから種をいただき丁寧にご指導してくださり、
以来なんて親切ないい方なのだろうと出会いを感謝して
おります。現在、98cmでした。』
ということで、NIO
が送った種からの栽培で、
ふつうモミジアオイは種からだと1年目は花がさきませんが、
野の調べさんは見事1年目にして花を咲かせたものである。
お見事!
四枚目(左)も、野の調べさんが、「わーい わーい!」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 モミジアオイのが咲きました。葉が深く5裂し青空に
向かって大輪の花を咲かせました。由来は、葉が
モミジのような形であることです。昨日の蕾と、
今日のめしべとおしべのマクロと3枚です。』
五枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 咲きましたよ♪~♪♪。朝夕寒いので風除室に入れて
置いたら、あら不思議見る見る蕾が膨らんで・・・・・
~~~綺麗ですね~~~ 一日花と言いますが、
我が家では三日にめ萎みました。温度が低っかたので
きっと咲き続けたのでしょう。ただし、咲いたのは
一個です。あとの蕾は落ちてしまいました。』
ということで、このモミジアオイは貴重な記録です。そうです。
北海道で咲かせたものです。おそらく北海道では、
初めての試みではないかと思っている。
六枚目(左)は、 briboo さんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 実家のモミジアオイは庭のあちこちに咲いていたの
ですが3年くらいで植え替えとどこかで聞いてきた
らしくいまは塀沿いに一列になっています。まえより
は背が小さくなりましたがいい感じになっています。』
上の方々は、私がHPを始めて間もない頃に行っていた、
モミジアオイの里親探しで知り合い、
種を送って花を咲かせていただいた方々からの投稿である。
本属の仲間は、この図鑑の中でもっとも花径が大きい
アメリカフヨウ 、その交配種の
タイタンビカス 、
ハワイの花
ハイビスカス 、その園芸品種の
ハイビスカス・ファンタジー・チャーム 、
本属の代表種の
フヨウ 、
フヨウの園芸品種の
スイフヨウ 、学名と同じ名前の
ハマボウ 、ハワイで育成された
フウリンブッソウゲ 、
多くの園芸品種がある
ムクゲ
など、私の大好きな品種を、多数掲載している。
なお、フヨウ属については
フヨウ を参照のこと。
また、モミジアオイの別名は、コウショッキ(紅蜀葵)であるが、
オウショッキ(黄蜀葵)は、同じアオイ科の
トロロアオイ のことである。
モミジアオイは、NIO
のトレードマークであり、モミジアオイの成長および開花記録の詳細は
こちら から参照して下さい。