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トケイソウ(トケイソウ亜科)
パッシフロラ(トケイソウ)
Passiflora alata
パッシフロラ・アラタ
Winged-stem passion flower
ブラジル・アマゾン原産
常緑蔓性低木
トケイソウ(トケイソウ亜科)
パッシフロラ(トケイソウ)
Passiflora alata
パッシフロラ・アラタ
Winged-stem passion flower
ブラジル・アマゾン原産
常緑蔓性低木
パッシフロラ・アラタは、ブラジル・アマゾン原産の常緑蔓性低木である。
全株無毛で茎は四角で翼がある。葉は卵型から卵状楕円形で長さ8~15㎝である。
花は径10~12㎝と大きくやや芳香がある。
萼片と花弁の内側は暗赤色で、
副花冠
は4層からなり、白、赤、紫の斑が入る。
果実は倒卵形か洋梨形で黄色で長さ8~10㎝で食用になる。
トケイソウ属は、ほとんどの種が熱帯アメリカとその周辺に、
少数がアジア、オーストラリアに分布し、
熱帯各地に野生化しているものがある。
巻きひげにより上昇する草本または木本のつる性植物である。
葉は互生し、形は多様で、切れ込みのないものから
2、3~5裂するものがある。
葉柄には1~8対の腺体があるが、ときにないものもある。
花は腋生で、単生するか総状花序につく。
萼片と花弁はともに5個あり、花弁の内側には1~数層の副花冠がある。
この副花冠の色や模様が種により異なる。
雄しべは5個あり、花糸の基部は合着する。
子房は柄をもち、花柱は3個ある。
果実は液果で多数の種子を含む。
トケイソウ属の果実には甘味、風味のあるものが多く、
生食またはジュース、ジャムなどにされる。
数種が亜熱帯、熱帯で果樹として栽培されている。
園芸的には、トケイソウとの種間交配種が数種作り出されている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
トケイソウ 、
ベニバナトケイソウ 、
ホザキノトケイソウ
を掲載している。