キンポウゲ
アドニス(フクジュソウ)
Adonis amurensis
アドニス・アムーレンシス
Amur adonis
多年草
フクジュソウは、日本、東部シベリア、中国北部、朝鮮半島に分布している。
草丈15~30㎝に達する多年草である。根茎は短く、やや太い糸状根を多数つける。
茎は直立し、葉は長い葉柄をもち、一般に無毛で、3~4回の羽状複葉となる。
羽裂片は卵形か長卵形で最終裂片が線状披針形となり、鋭尖頭である。
茎の基部の数葉は葉身が無く鞘状となって茎を抱いている。
茎頂に1花をつけるが、分枝して数花をつけるものもある。
萼片は卵形で暗緑紫色を帯びる。
花弁は長楕円形または広披針形で多数あり、
花弁の先に微細な歯状の切れ込みがあり、一般に萼片より長い。
花色はふつう黄色であるが帯紅色のものや白色のものもある。
開花時期は、2~5月である。
フクジュソウ属は、およそ20種が広く北半球に分布する。
一、二年草または多年草である。
葉は互生し、細裂する。花は茎頂に単生し、
花色は揮、赤、白などがある。
萼片は数個である。花弁は5~多数である。
雄しべ、心皮ともに多数あり、各心皮に1胚珠がある。密腺はない。
花容は一重咲きから八重咲きまであり、
ときに花弁の退化したものもある。
庭のひとすみに植えたり鉢植えで鑑賞する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
一枚目(右上)は、広島県人さんが、「春の山野草」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 毎年恒例の、春の山野草を探しながらうろうろ・・・・
久しぶりに楽しんできました。
春の小さなかわいい花達に今年も出会えたこと、
無事健康で一年が過ごせたこと、感謝、感謝です。
セツブンソウ 、 福寿草 、
ユキワリイチゲ のお届けです。』
二枚目(左上一)も、広島県人さんが、「花めぐり」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 今年初めての花めぐりで3種類の花に出会ってきました。
2月とは思えない、快晴で約片道1時間のドライブでした。
最近はテレビや新聞で報道されると、
人がすぐ訪れ静かな里山も賑やかでした。
可愛い小さな可憐な花々も地域の方々の保護のもとで
自生地を保っているようです。
そのお蔭で私たちは見学できます。感謝感謝です。
セリバオウレン 、
セツブンソウ 、 福寿草です。どれも10㎝くらいの背丈です。』
三枚目(左上二)も、広島県人さんが、「春一番の山野草」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 こんばんは。やっと花の季節が到来です。
昨日セツブンソウが咲いたか見に行きました。
まだまだ咲き始めでしたが春一番のお届けです。フクジュソウ と
セツブンソウ です。』