テンジクアオイ(天竺葵)
フウロソウ
ペラルゴニウム(テンジクアオイ)
Pelargonium spp.
ペラルゴニウム(属の総称)
Geranium , Storksbill
南アフリカ原産
一年草、多年草または低木
フウロソウ
ペラルゴニウム(テンジクアオイ)
Pelargonium spp.
ペラルゴニウム(属の総称)
Geranium , Storksbill
南アフリカ原産
一年草、多年草または低木
ペラルゴニウム属は、約280種からなり、
おもに南アフリカに自生しているが、ほかにもマダガスカル、
熱帯アフリカ、シリア、オーストラリアなどに分布し、
一部はインド洋上の小島にも見られる。
古くはフウロソウ属に分類され、葉の形からアオイ科の植物とされていた。
そのため園芸上はゼラニウムとよばれ、和名がテンジクアオイとよばれている。
フウロソウ属は放射相称花で、5枚の花弁は同形であるが、
本属は左右相称花で、上の2枚の花弁と下の3枚の花弁は形が違い、同形ではない。
ペラルゴニウム属の植物は一年草、多年草または低木からなる。
葉は長い葉柄をもち、全縁または鋸歯縁であるが、
深裂葉やへ羽状複葉になるものもあり、
多くが有毛である。ふつう托葉がある。
花は茎頂または上部の葉腋から出る花茎につき、散形花序をなす。
萼片は5個あり、花柄に癒着して伸びる距状の密管を有する。
花弁は5(まれに4または2)枚ある。雄しべは10個あるが、
そのうち5~7個が稔性で、ほかは花糸のみとなる。果実は5室からなる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
ゼラニウム 、
アップルゼラニウム 、
フイリバゼラニウム 、
ジンジャーゼラニウム 、
モミジバゼラニウム
などを掲載している。