ヘリクリサム・ペティオラレは、
南アフリカのケープ地方東部原産の低木状多年草である。
茎は横に伸びたり曲がったりして1m以上になる。
葉は卵形、心臓形、へら形または円形で短い葉柄を含めた長さ4~5㎝で、
白色軟毛をつけて表裏ともにフェルト状であるが、裏面はいっそう白い。
頭花はクリーム色の総苞をもち、径1㎝くらいで集散花序をつくり、夏に開花する。
ムギワラギク属は、南ヨーロッパ、南アフリカ、
熱帯アジアからオーストラリアにかけて約500種が分布する。
一年草、多年草、亜低木、低木などがある。