ムギワラギクは、オーストラリア原産の半低木状多年草であるが、
園芸上は一年草としてあつかわれる。
草丈は30~90㎝である。葉は披針形で互生する。
頭花は径4~8㎝で、総苞片が黄、橙、赤、桃、白色となる。
ムギワラギク属は、南ヨーロッパ、南アフリカ、
熱帯アジアからオーストラリアにかけて約500種が分布する。
一年草、多年草、亜低木、低木などがある。
葉は互生(まれに対生)し、しばしば綿毛を有する。
頭花(頭状花序)は黄色の筒状花のみからなり、単生または複生する。
総苞は多列で半球状~円柱状である。総苞片は乾膜質で、
しばしば花弁状に大きく発達し、着色して鑑賞の対象となる。
筒状花はふつう両性である。果実は痩果で、
5稜形~ほぼ円柱形である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
ムギワラギクは、一見すると八重咲きのキクのように見えるが、
まわりのカラフルな花弁状のものは、
総苞片が花弁化し着色したものである。
花弁は、中央の黄色の筒状花のみである。
本属の仲間は、
カレープラント 、
ライスフラワー 、
ヘリクリサム・ペティオラレ
を掲載している。