NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科ヒルガオ
属(和名属)イポメア(サツマイモ)
学名Ipomoea tricolor cv. Heavenly Blue
ラテン語読みイポメア・トリコロル(園芸品種)ヘンリー・ブルー
英名( Unknown )
原産・分布地園芸品種(親種はメキシコ、中央アメリカ、
原産・分布地西インド諸島、熱帯南アメリカに分布)
園芸上分類蔓性多年草

 ヘンリー・ブルーは、園芸品種である。
 親種はメキシコ、中央アメリカ、西インド諸島、 熱帯南アメリカに分布するイポメア・トリコロル (和名:ソライロアサガオ)である。
 ソライロアサガオは花色、花模様に変異があり、 美しい園芸品種が育成され、世界的に広く栽培されている。
 その中で、もっとも人気が高いのがヘンリー・ブルーである。 この花の青色は実に美しい。

 画像(右上)は、こまさんが、「涼しいですよ」のタイトルで、 次のコメントをつけて私に送ってくれたものである。
 『 我が家の庭にはまだ紫陽花が咲いてます。 何時もは中々咲かないヘンリーブルーが今年は8月始めから咲き誇ってます。』

 サツマイモ属は、ヒルガオ科の最大属で、 熱帯から亜熱帯に400種以上がある。
 多くはつる性、ほふく性の草本で、まれに低木のものもある。 葉は互生し、全縁で切れ込むか分裂する。
 花は葉腋に単生するか複数が集まってつく。 花冠は漏斗状か鐘状で、先は5裂し、5個の帯状模様がある。
 雄しべは5個である。雄しべと花柱は花冠から突出すこともある。
 花柱は2裂することがある。 子房は上位で2または4室で4個の胚乳を含む。 果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  サツマイモ 、  モミジヒルガオ  を掲載している。
 また、よく似た花姿をした   オーシャン・ブルー  は、同じヒルガオ科であるが、 アサガオ属である。
 違いは双方にある5個の帯状模様が、 オーシャン・ブルーは淡い紅色がかっているところである。

 サツマイモ属の分類については多くの見解がある。
 その一つとしてエングラー氏とプラントル氏の書物では、 子房の室数についてのショワジ氏の見解そのほかを基にして、
アサガオ属、ヨルガオ属、ルコウソウ属を イポメアとは別に独立した属として取り扱っている。
 これに対して、オーストストローム氏らは、 これらの属をイポメア内の亜属や節とみなして分類している。
 現在、イポメアは管状、鐘状、漏斗状あるいは高盆状の花をもち、 花粉の外層が長刺型で、開裂性の蒴果をもつものとして、
アサガオなどを含めてまとめられていることが多い。
 ここでは、私の図鑑に基づき、形態的特質および園芸的は特徴を考慮して、 アサガオ属、ヨルガオ属、ルコウソウ属を独立させた。

画像投稿日(投稿者):2010.08.11(こまさん)

2015.09.21 First making day [6h/64he/272300]
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