NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ベニバナロウゲ(紅花狼牙)
園芸(流通)名
別名
科バ ラ ( バ ラ 亜科)
属(和名属)ポテンティラ(キジムシロ)
学名Potentilla nepalensis
ラテン語読みポテンティラ・ネパーレンシス
英名( Unknown )
原産・分布地ヒマラヤ原産
園芸上分類耐寒性多年草

 ポテンティラは、ヒマラヤ原産の耐寒性多年草である。 高さ30~60㎝になる。
 全株にいくらか毛があり、茎は多数出て斜上する。 葉は5小葉からなる掌状複葉で、根出葉は30㎝くらいに伸びる。
 花は円錐花序につき、径3~5㎝で濃紫紅色である。 開花時期は、7~9月である。
 1822年にイギリスに入り、日本には明治初め(1870ころ) に入ってきた。

 キジムシロ属は、北半球の温帯、 亜寒帯および寒帯を中心に約300種が分布していて、 高山に生えるおのが多い。
 日本には全国に約20種が自生している。 路傍に見られるミツバツチグリもこの仲間で、 多くの種は陽地を好み、ほとんどは多年草で
あるが、キンロバイのような低木もある。
 葉は互生し、掌状または羽状複葉で、 小葉の葉縁には鋸歯がある。
 花は葉腋に単生するか、集散状につく。 萼片は5個で、同大の副萼片も5個ある。
 花弁は5枚で萼片より大きく、多くは黄色であるが、 白色や紅色の種もある。
 雄しべは多数である。心皮も多数である。 胚珠は各心皮に1個あり下垂する。花柱は花後脱落する。
 果実は有毛または無毛の痩果である。花後、 花床はヘビイチゴ属のようにふくれない。
 花壇に用いられるほか、山草としてロックガーデンや鉢に植えられ、 またカバープラントとして庭に用いられる種もある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  ツルキムジロ 、  メアカンキンバイ 、   ポテンティラ・メルトン・ファイアー  などを掲載している。

画像撮影日:2005.06.05

2015.09.24 First making day [6h/65ho/276800]
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