ベニバナロウゲ(紅花狼牙)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ポテンティラ(キジムシロ)
Potentilla nepalensis
ポテンティラ・ネパーレンシス
( Unknown )
ヒマラヤ原産
耐寒性多年草
バ ラ ( バ ラ 亜科)
ポテンティラ(キジムシロ)
Potentilla nepalensis
ポテンティラ・ネパーレンシス
( Unknown )
ヒマラヤ原産
耐寒性多年草
ポテンティラは、ヒマラヤ原産の耐寒性多年草である。
高さ30~60㎝になる。
全株にいくらか毛があり、茎は多数出て斜上する。
葉は5小葉からなる掌状複葉で、根出葉は30㎝くらいに伸びる。
花は円錐花序につき、径3~5㎝で濃紫紅色である。
開花時期は、7~9月である。
1822年にイギリスに入り、日本には明治初め(1870ころ)
に入ってきた。
キジムシロ属は、北半球の温帯、
亜寒帯および寒帯を中心に約300種が分布していて、
高山に生えるおのが多い。
日本には全国に約20種が自生している。
路傍に見られるミツバツチグリもこの仲間で、
多くの種は陽地を好み、ほとんどは多年草で
あるが、キンロバイのような低木もある。
葉は互生し、掌状または羽状複葉で、
小葉の葉縁には鋸歯がある。
花は葉腋に単生するか、集散状につく。
萼片は5個で、同大の副萼片も5個ある。
花弁は5枚で萼片より大きく、多くは黄色であるが、
白色や紅色の種もある。
雄しべは多数である。心皮も多数である。
胚珠は各心皮に1個あり下垂する。花柱は花後脱落する。
果実は有毛または無毛の痩果である。花後、
花床はヘビイチゴ属のようにふくれない。
花壇に用いられるほか、山草としてロックガーデンや鉢に植えられ、
またカバープラントとして庭に用いられる種もある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
ツルキムジロ 、
メアカンキンバイ 、
ポテンティラ・メルトン・ファイアー などを掲載している。