ハッカ属は、北半球の温帯、南アフリカ、オーストラリアに分布する。
約25種からなる芳香性の多年草まれに一年草である。
地下に横走する根茎がある。茎は四角形で直立または斜伏する。
葉は単葉でふつう対生し無柄または有柄である。
花は両性で小形で輪散花序につくが、
花序はさらに複数集合して穂状または頭状に配列する。苞は小さい。
萼はほぼ等しく5(まれに4)裂する。花冠はほぼ放射相称で4裂し、花筒は短い。
雄しべは4個あり、すべて稔性であり、しかも長さが等しい。葯は2室である。
子房は上位で4深裂し、花柱はその裂け目の中央下部から出て、柱頭は2裂する。
果実は4個の分果となり、分果のへそは小さい。
ハッカ属ははなはだ変異性に富み、さらに種間交雑が容易に起るので、
分類の困難な植物群として知られている。
ただし、交雑種は両親の中間形を示し、
しばしば不稔であるといわれている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
画像(右上)は、 briboo さんが、
「ミントの花」のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 ミントに花が咲きました。友達がアイスクリームに乗っていた葉から育てたものから
苗をもらったものです。
たくましさに驚いちゃいますね。2枚目は近所で咲いている
あさがお です。
季節もおそくまで咲いていますし、たぶん昼間も咲いていそうです。』
本属の仲間は、 アップルミント 、 ペパーミント を掲載している。