NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名フレンチ・ラベンダー
別名
科シ ソ(イヌハッカ亜科)
属(和名属)ラウァンドゥラ(無し)
学名Lavandula stoechas
ラテン語読みラウァンドゥラ・ストエカス
英名French lavender
原産・分布地ヨーロッパ南西部原産
園芸上分類小低木


 ラベンダー・ストエカスは、ヨーロッパ南西部原産の小低木である。
 花序の先端に花弁のような花苞があるのが特徴である。
 開花時期は、はふつう春から初夏にかけてであるが、 春と秋の2回開花するものもある
 夏の暑さにつよい反面、寒さにはやや弱く半耐寒性である。

 ラウァンドゥラ属は、約20種あまりを含み、地中海沿岸、 カナリア諸島からインドにかけて分布する。
 小低木で、茎は通常四角形である。葉は対生し、 全縁または分裂する。
 輪散花序は疎または密である。萼は5裂し、(8~)13 (~15)脈あり、最上部の裂片には多少とも付属体がつく。
 花冠は2唇形である。上唇は2裂、下唇は3裂して、 裂片はいずれも同形同大である。
 花色は淡紫色~青藤色が多い。雄しべは4個である。
 果実は4個の分果からなる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


 三枚目(左)は、フレンチラベンダーの園芸品種で  cv. Kew Red (キューレッド)であり、 花序の先端にウサギの耳のようなピンク色の花苞を持ち、 春に赤紫系の愛らしい花を咲かせる品種である。


 本属の仲間は、  ラベンダー 、
  ラベンダー・ムルティフィダ  を掲載している。

 四枚目(左)は、広島県人さんが、「6月の花」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 マクロで遊んでみました。お届けは
  ラベンダー 、  ノイバラ  、   カルミア  です。』


 とのことで、送っていただいたラベンダーは、 花序の先端に花苞がついた種であり、 「ラベンダー・ストエカス」と思われる。
 また、花苞の色・形から、園芸品種の  cv. Fairy Wing (フェアリーウィング)と思われるため、ここに掲載した。

1枚目画像撮影日(場所):2008.05.06 (鶴舞公園[名古屋市昭和区])
2枚目画像撮影日(場所):2006.05.14(ブルーボネット)
3枚目画像撮影日:2005.04.10
4枚目画像投稿日(投稿者):2011.06.04(広島県人さん)

注:ブルーボネットは、 名古屋港ワイルドフラワーガーデンの名称である。

2015.11.03 First making day [9r/91ra/311300]
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