(無し)
フレンチ・ラベンダー
シ ソ(イヌハッカ亜科)
ラウァンドゥラ(無し)
Lavandula stoechas
ラウァンドゥラ・ストエカス
French lavender
ヨーロッパ南西部原産
小低木
フレンチ・ラベンダー
シ ソ(イヌハッカ亜科)
ラウァンドゥラ(無し)
Lavandula stoechas
ラウァンドゥラ・ストエカス
French lavender
ヨーロッパ南西部原産
小低木
ラベンダー・ストエカスは、ヨーロッパ南西部原産の小低木である。
花序の先端に花弁のような花苞があるのが特徴である。
開花時期は、はふつう春から初夏にかけてであるが、
春と秋の2回開花するものもある
夏の暑さにつよい反面、寒さにはやや弱く半耐寒性である。
ラウァンドゥラ属は、約20種あまりを含み、地中海沿岸、
カナリア諸島からインドにかけて分布する。
小低木で、茎は通常四角形である。葉は対生し、
全縁または分裂する。
輪散花序は疎または密である。萼は5裂し、(8~)13
(~15)脈あり、最上部の裂片には多少とも付属体がつく。
花冠は2唇形である。上唇は2裂、下唇は3裂して、
裂片はいずれも同形同大である。
花色は淡紫色~青藤色が多い。雄しべは4個である。
果実は4個の分果からなる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
三枚目(左)は、フレンチラベンダーの園芸品種で
cv. Kew Red (キューレッド)であり、
花序の先端にウサギの耳のようなピンク色の花苞を持ち、
春に赤紫系の愛らしい花を咲かせる品種である。
本属の仲間は、
ラベンダー 、
ラベンダー・ムルティフィダ を掲載している。
とのことで、送っていただいたラベンダーは、
花序の先端に花苞がついた種であり、
「ラベンダー・ストエカス」と思われる。
また、花苞の色・形から、園芸品種の
cv. Fairy Wing
(フェアリーウィング)と思われるため、ここに掲載した。