NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ノイバラ(野茨)
園芸(流通)名
別名ノバラ(野薔薇)
科バ ラ ( バ ラ 亜科)
属(和名属)ロ サ( バ ラ )
学名Rosa multiflora
ラテン語読みロサ・ムルティフロラ
英名Baby rosa
園芸上分類半蔓性落葉低木
原産・分布地日本全土に野生する代表種、 朝鮮半島、中国にも分布


 一枚目(右上)は、広島県人さんが、「6月の花」のタイトルで、 『 お届けは   ラベンダー 、ノイバラ 、   カルミア です。』  とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。

 二枚目(左)も、広島県人さんが、「花めぐり」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 花めぐりを楽しんでいますよ。   ササユリ  とノイバラ
  のお届けです。ササユリは私が写真を撮ったあとに
  盗掘されてしまったようです。自然の中に咲く花、
  今では昔のように見かけなくなったので自然界で
  増やしていくようにしないと絶滅してしまうのに・・・・
  残念なことです。』

 三枚目(左)も、広島県人さんが、「白い花2種」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 今日、白の「せっこく」が咲いたと聞き、いそいそ
  出掛けてきました。ピンクもかわいかったけど白は
  凛として清楚・・・・な感じです。珍しい2色の
   「   せっこく 」 を株分けしていただいたので、
  私も大切に育てたいものです。山に野ばらが
  きれいに咲いていると、近くの山に案内してもらい
  ました。本当に見事!自然の花大好きで~す。』


 ノイバラは、日本全土に野生する日本の代表種で、 朝鮮半島、中国にも分布する半蔓性落葉低木である。
 高さ1~3mで、よく分枝し枝には鉤形の刺が散生する。
 葉は7~9小葉からなる。小葉は長楕円形で鋭尖頭で、 鋭鋸歯縁で長さ2~4㎝で、 光沢がなく薄くてやわらかく裏面に細かい毛が密生している。
 花枝は短く細めで、前年枝の元から先まで開花する。 シュート(新梢)は弓状に伸び、 こんもりとした株姿になる。伸びた枝は誘引も可能である。 冬に短く切り詰めると咲かない。
 花は多数で小さく、頂生の円錐花序につき大房になる。 花弁は5枚で、純白色である。 開花時期は、5~6月で他種より早い。

 早咲きで、強いスパイス香がある。花もちは悪いが、 花柄を残せば秋に赤からオレンジ色の実が付く。
 果実は小球形で光沢があり紅熟する。これを営実とよび、 漢方薬として解熱剤に用いられる。
 本種は、ポリアンサ系、フロリバンダ系、 ハイブリッド・ムルティフローラ系の 交配親となった重要な野生種である。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行) & 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]

 本属の仲間は、
 バラ 、  ハマナス 、  シロバナハマナス 、  キモッコウバラ 、  ツクシイバラ 、  ナニワイバラ 、  サンショウバラ 、
 ロサ・ウィローサ  などを掲載している。

1枚目画像投稿日(投稿者):2011.06.04(広島県人さん)
2枚目画像投稿日(投稿者):2012.05.30(広島県人さん)
3枚目画像投稿日(投稿者):2010.06.01(広島県人さん)

2015.07.21 First making day [5n/55no/231200]
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