ヤエベニシダレは、 イトザクラ (糸桜) [別名:シダレザクラ(枝垂桜)] を基本種とする花が八重で濃い紅色の品種である。 イトザクラより開花は少し遅いが、美しさは格別である。 本種の花が一重のものが、 ベニシダレ である。 基本種のイトザクラは野生品ではなく、枝が下垂する園芸品種である。 高さ20mになる落葉高木である。枝がすだれのごとく垂れて 花をつける姿が優美であり、平安時代から栽培された。 [ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]