NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名エゾスカシユリ(蝦夷透かし百合)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ
属(和名属)リリウム( ユ リ )
学名Lilium dauricum
ラテン語読みリリウム・ダウリクム
英名Candlestick lily
原産・分布地北海道の沿岸砂地に自生
園芸上分類多年草(無皮鱗茎)

 エゾスカシユリは、北海道が自生の南限にあたり、 サハリン、中国北部~シベリアの広域に分布している。
 エゾスカシユリの「スカシ」の名は、 隣り合う花被片の付け根部分に隙間ができることによるものである。
 この画像でもそのことがよく確認できる。
 そして、花は上向きの杯状で径10㎝程度で、 色は黄橙から橙赤色である。紫褐色斑点を多数つけるのが特徴である。
 草丈は60~90㎝程度で普通1茎に3~4個の花が咲く。
 球根の鱗片は数が多く抱合が弱く、また、 この鱗茎は苦みが少なく、かってアイヌが食用にしていた。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 画像は、 briboo さんが、 「センダイハギ」のタイトルで、次のコメントをつけて、 私に送ってくれたものである。
 『 先週、利尻礼文から少し下がったところにある天売・焼尻島に行ってきました。  センダイハギ  ・ エゾスカシユリです。』

 エゾスカシユリは、とっても綺麗で整った花形で、 非常に美しいユリで感動である。
 なお、ユリ属については、  ユリ  を参照のこと。

 本属の仲間は、  ユリ 、  オニユリ 、  ササユリ 、  ノヒメユリ 、  タカサゴユリ  などを掲載している。

画像投稿日(投稿者:撮影地):2006.07.01 ( briboo さん: 天売・焼尻島(てうり・やぎしりとう)[北海道苫前郡羽幌町])

2015.02.07 First making day [1a/14e/119400]
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