NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ハナナ(花菜)
園芸(流通)名ナノハナ(菜の花)、ナバナ(菜花)
別名
科アブラナ
属(和名属)ブラッシカ(アブラナ)
学名Brassica rapa var. amplexicaulis
ラテン語読みブラッシカ・ラパ(変種)アムプレクシカウリス
英名( Null )
原産・分布地ヨーロッパ原産
園芸上分類一年草又は二年草


 ナノハナは変種で、基本種はアブラナであり、 アブラナはヨーロッパ原産の一年草又は二年草である。
 ナノハナは、チリメンハクサイから分離されたといわれている。 蕾を摘んで野菜用にも用いられる。
 草丈60~80㎝で、葉は楕円形で、緑色または黄緑色である。 花茎は太く先端に黄色の花を総状につける。
 本種は、京都府伏見地区と神奈川県三浦地区で 特有な園芸品種が栽培されていた。
 前者は京都伏見系といわれ、早生で葉色がやや淡い。
 後者は三浦系といわれ、やや晩生で葉色は濃く、縮が強い。
 しかし、最近では両者の交配により、 早生で草丈が高く縮の強い園芸品種が育成されている。 なお、切り花用としては分枝の少ない園芸品種が好ましいが、 野菜用としては順次蕾を摘むため分枝の多いことが望ましく、 それに適する園芸品種も育成されている。

 三枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 先日滝川の菜の花ウオーキングに行ってきました。
  (札幌から高速で1時間の所)
  雪の暑寒岳をバックに素敵な写真が撮れました。』 

 四枚目(左)は、 briboo さんが、 次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 今日、10月に彼岸花が咲いていた新美南吉記念館の
  そばを通りました。菜の花がいっぱい咲いていましたよ。
  強い風でみんな倒れ掛かっているのが残念でした。
  今日は寒かったですね~ 』

 五枚目(左)は、 briboo さんが、 次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 日曜日に矢勝川の辺に行ってきました。
  菜の花がいっぱい咲いていました。
   ホトケノザ  もいっぱい咲いていました。
  春は色々な花が咲いて嬉しいですね。』
 この他に   タンポポ  の画像も同時に送って
 くれました。

 六・七枚目(左・左下)は、野の調べさんが、「菜の花マーチ」 のタイトルで、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 26日(土)鹿児島県指宿市で“いぶすき菜の花マーチ”
  があり参加しました。今回は大河ドラマ“篤姫"放映を
  記念して設定された“篤姫ゆかりの地めぐり15㎞”に
  参加し南薩摩路を歩いてきました。本土最南端、
  指宿路篤姫が幼少期を過ごされた指宿です。
  初春の黄色い菜の花が咲き乱れ、春の息吹きを感じ
  ながら歩きました。スタートはJR薩摩今泉駅からで
  したが、そんなに寒くはなく、風もなくどんよりとした
  曇り空で気持ちよく歩く事ができました。今回は体が
  軽く、殆どが平坦部分でしたので足もよく動きました。
  全国から参加されて途中から聞える方言は心地いい
  ものでした。社会・自然に触れ五感を開き、歩く事で
  見つける発見があります、こうして皆さんと歩く事を
  通して繋がっているっていいなぁーと思いました。』


 アブラナ属は、ほとんど一年草または二年草であるが、 ときに多年草や低木状となるものもある。
 旧世界に約40種以上が原産するといわれるが、 重要な作物として古くから栽培されてきたために 原産地のはっきりしないものが多い。
 茎は直立し、葉は互生する。葉縁には鋸歯があり、 下部の葉はさまざまな程度に羽裂するか頭大羽裂する。
 花は頂生の総状花序につき、黄色、帯黄白色ときに白色である。
 萼片は4個で、花弁は4枚が十字状に並び、基部は細長い爪となる。
 雄しべは6個でうち2個は短い。 雄しべの基部にある蜜腺は3稜形で濃緑色である。
 子房は下位で、花柱は1個である。果実は長角果である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、
 カリフラワー 、  ブロッコリ 、  ミズナ 、  ハボタン
 を掲載しているが、ハボタン以外は食用に供する植物である。

 本属の植物は、ほとんどが作物で、根、茎、葉、花、 種子を利用するために栽培されているが、なかでも重要なものは、
   B. rapa     ( B.ラパ      : アブラナ、カブ、ハクサイなど )、
   B. nigra    ( B.ニグラ    : クロガラシ )、
   B. oleracea   ( B.オレラケア  : キャベツ、カリフラワー、ケールなど )、
   B. juncea    ( B.ユンケラ   : カラシナ、ザーサイなど )、
   B. napus    ( B.ナプス    : セイヨウアブラナなど )、
   B. carinata   ( B.カリナタ   : アビシニアガラシ ) の6種である。
 これらについては細胞遺伝学的な研究が進み、 後3種は前3種間の交雑により生じた植物であることが明らかにされている。

  1枚目画像撮影日(場所):2006.03.04 (佐布里緑と花のふれあい公園(梅っ花そうり)[愛知県知多市])
  2枚目画像撮影日(場所):2007.02.10 (佐布里緑と花のふれあい公園(梅っ花そうり)[愛知県知多市])
  3枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2013.06.06 (こまさん:滝川菜の花畑[北海道滝川市])
  4枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2008.01.13 ( briboo さん:矢勝川[愛知県半田市])
  5枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2008.04.14 ( briboo さん:矢勝川[愛知県半田市])
6・7枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2008.01.27 (野の調べさん:いぶすき菜の花マーチ[鹿児島県指宿市])
  8枚目画像撮影日:2004.12.04

2015.07.08 First making day [5n/51na/221400]
bt
fb
bb