NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名ハイビスカス
別名
科アオイ
属(和名属)ヒビスクス(フヨウ)
学名Hibiscus cvs.
ラテン語読みヒビスクス(園芸品種群の総称)
英名Hibiscus
原産・分布地園芸品種群
園芸上分類常緑低木


 ハイビスカスは、ヒビスクス属(和名:フヨウ属) の植物の園芸品種群を指し、おもにハワイで育成された園芸品種は、 一般にはハワイアン・ハイビスカスとよばれている。

本属の仲間は、
 花径がこの図鑑の中で最大の アメリカフヨウ 、
 アメリカフヨウの交配種の タイタンビカス 、
 本種の園芸品種の ハイビスカス・ファンタジー・チャーム
 ハワイで育成された フウリンブッソウゲ 、
 本属の代表種の フヨウ 、
 フヨウの園芸種の スイフヨウ 、
 学名と同じ名前の ハマボウ 、
 多くの園芸品種がある ムクゲ
 NIO のトレードマークの モミジアオイ
 など、私の大好きな品種を掲載している。


 フヨウ属は、世界各地の熱帯、亜熱帯を中心に、 一部温帯を含んで分布し、約250種がある。
 観賞用のほか、食用、繊維用などに約50種が栽培される。 高木、低木および草本などさまざまである。
 葉は互生し、多くは掌状に分裂し鋸歯縁まれに全縁である。
 花は両性花で、葉腋に単生するが、 ときに総状、円錐あるいは散房花序をなす。
 花弁は白、桃、紅、黄色などがあり、花の下に小苞をもち、 その形態、苞片の数などは、分類学上重要な目安となる。
 萼は筒状、杯状で歯牙縁もしくは5深裂する。
 花弁は5枚である。雄しべは多数で筒状に合着し、 その中から花柱が突き出す。
 花柱は先が5枝に分かれ、先端が頭状となる。
 果実は蒴果で、5室に分かれ開裂して種子を出す。 種子は小形で有毛または無毛で心臓形、三角形、 球状などさまざまである。

 本属の園芸品種が多数作り出されたのは、ハワイにおいてで、 もっとも古い記録は、1902年にギフォード氏によって自生種同士の
交雑で4品種が作り出され、次いで1909年以来濃業試験場で 本格的な交配が行われるようになり、ブッソウゲも導入されて交雑され、
5年間に1000にのぼる園芸品種が生まれた。その後は、 交配種同士の交雑が繰り返されて現在にいたっている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

1枚目画像撮影日(場所):2008.06.06( 鶴舞公園[名古屋市昭和区])
2枚目画像撮影日(場所):2005.11.04( 東山動植物園[名古屋市千種区])
3枚目画像撮影日:2005.06.12

2015.07.25 First making day [6h/61ha/236300]
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