オニユリ(鬼百合)
テンガイユリ(天蓋百合)
ユ リ
リリウム(ユリ)
Lilium lancifolium
リリウム・ランキフォリウム
Tiger lilye
日本各地、中国中・北部、
シベリア沿海州に分布
多年草(鱗茎)
テンガイユリ(天蓋百合)
ユ リ
リリウム(ユリ)
Lilium lancifolium
リリウム・ランキフォリウム
Tiger lilye
日本各地、中国中・北部、
シベリア沿海州に分布
多年草(鱗茎)
オニユリの現在の分布は日本のほか、中国中・
北部からシベリア沿海州におよぶが、本来の自生地ははっきりせず、
中国東部あるいは朝鮮半島付近などとする説がある。
日本に分布しているものも、古く大陸より食用として伝来したもので、
その後、人為的あるいは葉腋につく珠芽(むかご)に
よって全国的に広がったものと考えられている。
オニユリの起源は、コオニユリ、オウゴンオニユリ、
その他の種が加わった雑種であろうとする説がある。
本種の特徴は、非常に強健で大柄な草姿を示し、
草丈100~180㎝におよぶ。
7月下旬の盛夏のころに開花し、
橙赤色に大きな黒褐色斑点を多数つけた花を多いもので十数個、
円錐花序につける。
花は径10㎝くらいの中形で、花被片は強く反巻する。
本種は観賞用よりも食用の作物として栽培されることが多いが、
強健でウイルス抵抗性が強く、スカシユリ、コマユリ、
L.willmottae など、
近縁種と交雑されて、丈夫な園芸品種が作り出され使われている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
ユリ属については、
ユリ
を参照のこと。
本属の仲間は、
ユリ 、
ササユリ 、
ノヒメユリ 、
タカサゴユリ 、
エゾスカシユリ
などを掲載している。