本属は、約250種があり、全世界に分布している。
たいていはつる性、ときに直立性の多年草、半木本または木本である。
花は、単一または穂状、円錐状などの有限花序につき、
頂上または腋生である。花は放射相称で、両性または単生である。
萼片が花弁化する特徴があり、4枚であることが多い。
6枚、8枚のこともあるが、ふつう奇数にはならない。
花弁はふつうないが、ミヤマハンショウズル節では
雄しべの外側のものが変形してへら形の花弁となる。
世界中に分布しているが、
暖地に種類が多くいくらかのものは熱帯に進出している。
花が美しく観賞用に栽培されているものがかなりあり、
多くの園芸品種が作り出されている。
二・三枚目(左上・左) は、みずがめ座さんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
【二枚目】
『 昨年我が家で初めて咲いた「クレマチス」にして
いただけますでしょうか。』
ということで、NIO
の画像BBS のみずがめ座さんの
アイコンにもなっているクレマチスである。
品種を特定しようとしたのですが、インテグフォリア系
だろうというところまでしかわからない。
【三枚目】
『 遅咲きのクレマチスが今たくさんのお花を付けてい
ます。1週間ほどするとダリアみたいに八重になります』
ということで、こちらはシロマンエ(白万重)だと思われる。
四枚目(左) は、野の調べさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 クレマチスです。マクロレンズをGETして初めて撮り
ました。』
ということで、野の調べさんのマクロレンズでの最初の
作品である。
私が子供の頃には、クレマチスといえば、一・七枚目
(右上・最下段) のような花姿のものがほとんどであったが、
最近は色彩はもとより、花姿も非常に多くの品種がでまわっていて、
どれも素晴らしいものばかりで目を奪われる。
五枚目(左) も、ご多分に漏れず、最近の品種であろうが、
品種の特定が難しい。
六枚目(左) は、果実である。この毛に覆われた特徴のあるものが、 私は初めて見たときは何かわからず、いろいろ調べた思い出がある。