NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サザンカ(山茶花)
園芸(流通)名
別名
科ツバキ
属(和名属)カメリア(ツバキ)
学名Camellia sasanqua
ラテン語読みカメリア・ササンクア
英名Sasanqua , Sasanqua camellia
原産・分布地日本西南地域に自生
園芸上分類常緑小低木

サザンカ

 サザンカは、日本西南地域に自生する常緑小低木で、 江戸時代前期(1600年代)より多数の園芸品種が栽培され、 現在品種数は約300に達する。
 これらの園芸品種の中には、サザンカとツバキなどが 自然交雑した結果に生じたと思われるものも含まれるため、 開花時期や花、葉の形態的特徴などから見ても、カンツバキ、 ハルサザンカなどは園芸品種から除外されるべきである。

 本属の仲間は、  ツバキ 、  オトメツバキ 、  カンツバキ 、  チャ  などを掲載している。


 サザンカの自生品は、本州西南端の山口県、四国の西南部、 九州北部から沖縄の西表島にかけて分布する。
 山中に他の常緑樹と混生し、また、 昔は種子から油をしぼって利用したため、 九州南部では屋敷林中や畑の畔などに多い。
 樹高7~10mとなり、若枝には褐色の毛がある。
 開花時期は10~12月であり、花は頂生または腋生で1~数花つき、 花径は5~7センチで、花弁は6~7枚である。
 花色は自生品では白色で、花弁の先端がわずかに桃色を帯びるものがある。
 雄しべは多数で、花糸は淡紅色で葯は濃黄または橙黄色である。
 サザンカの園芸品種には、白花のほかに、桃色、紅色、 縁紅ぼかしなどがあり、桃色地や紅色地に白斑が入るものがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) 、 花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

 一枚目(右上)は、花色が紅色なので、園芸品種であるが品種名は特定できない。

 二枚目(左上)は、おばごりさんが、私に送ってくれたものである。

1枚目画像撮影日:2006.03.04
2枚目画像投稿日(投稿者):2007.12.09(おばごりさん)

2015.04.06 First making day [3s/31sa/164200]
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