ツバキ(椿)
ヤブツバキ(藪椿)
ツバキ
カメリア(ツバキ)
Camellia japonica
カメリア・ヤポニカ
Common Camellia
日本(九州~青森県夏泊半島)、
朝鮮半島西南の海岸に分布
常緑高木
ヤブツバキ(藪椿)
ツバキ
カメリア(ツバキ)
Camellia japonica
カメリア・ヤポニカ
Common Camellia
日本(九州~青森県夏泊半島)、
朝鮮半島西南の海岸に分布
常緑高木
ツバキは、日本の九州から青森県の夏泊半島にいたる広い地域
、および朝鮮半島西南の海岸に分布する常緑高木である。
最近中国の四川省、山東省、江西省などで野生分布が報告されている。
花は径8㎝で、紅色一重の杯状咲きで、枝先に着花し
、一般に春咲きである。花糸は筒状に合着する。
本属の園芸品種の大部分は本種から分化したものであるが、
現在では他種との間に広く種間雑種が作り出されている。
ツバキ属は、すべて東南アジアの亜熱帯から温帯の雨量の多いところに分布し、
とくに中国には多くの種が分布する。
1958年イギリスのシーリーはツバキ属の82種を11の節に分類したが、
その後中国で次々と新種が発見され、中山大学の張宏達氏は約200種を、
一般的進化の原則に従って、「原始椿亜属、椿亜属、茶亜属、后生茶亜属」
の4亜属19節に分類している。
その根拠となる形質は、萼と苞の分離の程度やその数の多少、
花柄の有無、雄しべの数と合着の程度、花柱や子房室数などである。
この分類では園芸的に重要な種は、ほとんどツバキ亜属に含まれている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
同属の仲間は、 サザンカ 、
オトメツバキ 、
カンツバキ 、
チャ などを掲載している。
本種は、紅色一重の杯咲きが基本であり、ここに記載の四枚すべてが園芸品種である。