NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ショウジョウソウ(猩々草)
園芸(流通)名
別名クサショウジョウ(草猩々)
科トウダイグサ(トウダイグサ亜科)
属(和名属)ユーフォルビア(トウダイグサ)
学名Euphorbia heterophylla
ラテン語読みユーフォルビア・ヘテロフィラ
英名Japanese poinsettia , Paintleaf , 
英名Painted leaf , Annual poinsettia ,
英名Mole plant , Mexican fire plant

原産・分布地ブラジル原産
園芸上分類一年草

 ショウジョウソウは、ブラジル原産の一年草である。
 草丈50~60㎝で茎は直立性で上部が多少分枝する。
 葉はバイオリン形のものが多いが、長卵形で欠刻状のものもある。
 枝の先端に10~13個の花群をつける。
 晩夏から秋にかけて、花群の基部の5~6葉が朱紅色に変色し、 緑葉との調和がよく花壇や切り花に利用される。

 トウダイグサ属の植物は1600~2000種が知られ、全世界に分布している。 なかでも亜熱帯から熱帯にかけて集中して分布している。
 多肉植物として扱われるものを多く含み、 それらは主としてアフリカ大陸一円、マダガスカル島、 アラビア半島、カナリア諸島、一部がインド、スリランカ、 アメリカ大陸に分布している。
 分布範囲の広さに対応して、植物の形態も多様に変化している。 雌雄同株または雌雄異株の草本、低木または高木がある。
 乳管をもち、茎や葉の切り口から乳液を出す。 乳液にはユーフォルビン( euphorbin ) と総称されるアルカロイドを含むために、多くは有毒である。
 茎はしばしば刺をもち、多肉質となるものもある。 葉は互生、対生もしくは輪生で、単葉で有柄または無柄で、 全縁あるいは歯状突起がある。
 葉が未発達なものや欠くものが多肉植物でよく見られる。
 本属は特有な椀状(杯状)花序を形成し、 5個の総苞片が合着した椀状の総苞の中に花を生じる。

 雌雄同株の場合は、椀状花序内の中央に 1個の雌花とそれを取り囲んで多数の雄花がある。
 雌雄異株の場合は、椀状花序内に雌株の場合は雌花 1個、雄株の場合は多数の雄花がある。
 雌花は、基部に柄のある子房と先端で3裂する花柱があり、 さらに上部で3裂する花柱分枝のそれぞれが2裂して柱頭となる。
 萼片と花弁は退化して無花被である。 雄花は無花被でただ1個の雄しべからなる。
 椀状花序は頂生あるいは腋生する。椀状花序には、 付属物として1~5個の腺体があり、 種によって腺体の下部に
エプロン状(花弁状) の付属体を生じる。
 また、ポインセチアに代表されるように、 椀状花序の下に苞があり、美しく着色するものもある。
 果実は3心皮からなる3室の蒴果で、 各室に1個の種子を含む。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  ポインセチア 、  トウダイグサ 、  ハツユキソウ 、  ハナキリン 、  ユキハナソウ 、  マハラジャ 、
 ホルトソウ 、  ユーフォルビア・ポリクロマ 、   ユーフォルビア・カラキアス・ウルフェニー などを掲載している。

1・2枚目画像撮影日:2004.07.25
  3枚目画像撮影日:2008.11.10

2015.04.21 First making day [3s/32si/175000]
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