(無し)
ハナキリン(花麒麟)
トウダイグサ(トウダイグサ亜科)
ユーフォルビア(トウダイグサ)
Euphorbia milii var. splendens
ユーフォルビア・ミリー(変種)スプレンデンス
Christ plant , Crown of thorns
マダガスカル島原産
常緑多年草
ハナキリン(花麒麟)
トウダイグサ(トウダイグサ亜科)
ユーフォルビア(トウダイグサ)
Euphorbia milii var. splendens
ユーフォルビア・ミリー(変種)スプレンデンス
Christ plant , Crown of thorns
マダガスカル島原産
常緑多年草
ハナキリンは、マダガスカル島原産の常緑多年草である。
従来は、 Euphorbia splendens
の名で栽培されてきた。高さ2mにもなる。
主茎および側茎ともに径10~15㎜で多くの刺をつける。
刺は長さ15~20㎜で、太さは基部で4~5㎜で、
基部のはやや扁平である。
葉は茎頂に少数つき、倒卵状楕円形でややかたく、
長さ4~5㎝で幅1.5~2㎝で、明緑色である。
花茎は分枝する。椀状花序は径10㎜で、鮮赤色である。
花序は初め1個で、次いで2個、4個、8個と倍増し、まれに32個になる。
古くは多肉植物としてのみ栽培されていたが、近年鉢花として生産されている。
トウダイグサ属は特有な椀状(杯状)花序を形成し、
5個の総苞片が合着した椀状の総苞の中に花を生じる。
雌雄同株の場合は、椀状花序内の中央に1個の雌花とそれを取り囲んで多数の雄花がある。
雌雄異株の場合は、椀状花序内に雌株の場合は雌花1個、雄株の場合は多数の雄花がある。
萼片と花弁は退化して無花被である。雄花は無花被でただ1個の雄しべからなる。
椀状花序は頂生あるいは腋生する。椀状花序には、付属物として1~5個の腺体があり、
種によって腺体の下部にエプロン状(花弁状)の付属体を生じる。
また、ポインセチアに代表されるように、椀状花序の下に苞があり、
美しく着色するものもある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、
ポインセチア 、
ショウジョウソウ 、
トウダイグサ 、
ハツユキソウ 、
ユキハナソウ 、
マハラジャ 、
ホルトソウ 、
ユーフォルビア・ポリクロマ 、
ユーフォルビア・カラキアス・ウルフェニー
などを掲載している。