NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シロタエギク(白妙菊)
園芸(流通)名
別名ダスティーミラー
科キ ク
属(和名属)セネキオ(サワギク)
学名Senecio bicolor
ラテン語読みセネキオ・ビコロル
英名Dusty-miller
原産・分布地地中海沿岸地方原産
園芸上分類常緑多年草


 シロタエギクは、地中海沿岸地方原産の常緑多年草である。
 開花時には高さ60㎝以上になるが、 通常花のない茎葉のままで花壇の縁どりに用いている。
 茎葉には白色の毛が密集する。葉は羽状に中~深裂し、 裂片は楕円形で鈍頭である。
 頭花は約3㎝前後で、黄色または淡黄色で、 長く伸びた茎の頂部に散房状につき、 その直径は6~8㎝くらいになる。
 頭花には舌状花および筒状花の両方がある。


 なお、「シロタエギク」と名の付くキクには、 ヤグルマギク属の Centaurea cineraria (ケンタウレア・キネラリア)およびキク属の
Chrysanthemum  cinerariifolium cv. Silver Lace (クリサンテムム・キネラリーフォリウム(園芸品種) シルヴァー・レース)が
あるため混同しないこと。

 本属の仲間は、  シネラリア 、  ノボロギク 、   マーガレット・アイビー  などを掲載しており、
 また、変わったところでは   グリーン・ネックレス  も同じ仲間である。

 サワギク属は、顕花植物の中でもっとも大きな属のひとつで、 世界各地に広く分布し、約2000種がある。
 はなはだ変化に富み、一年草、多年草または低木でときに蔓性 または多肉質の茎葉をもつ乾生植物であるが、 東アフリカの高山
には高木状のものもある。
 葉は互生し、ときに根出する。総苞は筒状花半球形で、 総苞片は1列であるが、それらの基部にさらに短い苞のつくことが多い。
 頭花(頭状花序)はふつう辺花を有するが、 それを欠くこともあり、単生するかまたは散房状に集まる。
 花色は黄、橙、ときに赤、青、紫紅色がある。
 花柱分枝の先端は切形で有毛である。 葯の下部の付属体は矢じり状である。花床に鱗片はない。
 果実は円柱形の痩果で隆条があり、冠毛は軟質の剛毛状で白色である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

1枚目画像撮影日:2004.06.05
2枚目画像撮影日:2006.06.14

2015.04.24 First making day [3s/32si/176900]
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