マーガレット・アイビーは、南アフリカ原産の蔓性常緑多年草である。
蔓性で、他の木などにからまって成長する。葉は肉厚で光沢があり、
長さ4~7㎝である。三角形に近い形に3裂し、葉柄があり互生する。
花は薄黄色の頭状花であり、花径は4~5㎝ほどである。
ウコギ科の「アイビー(ヘデラ)」に似るが、
葉は肉厚で水気があり、花がまったく異なる。
本属の仲間は、
シネラリア 、
シロタエギク 、
ノボロギク
などを掲載しており、また、変わったところでは
グリーン・ネックレス も掲載している。
サワギク属は、顕花植物の中でもっとも大きな属のひとつで、
世界各地に広く分布し、約2000種がある。
はなはだ変化に富み、一年草、多年草または低木でときに
蔓性または多肉質の茎葉をもつ乾生植物であるが、
東アフリカの高山には高木状のものもある。
葉は互生し、ときに根出する。総苞は筒状花半球形で、
総苞片は1列であるが、それらの基部にさらに短い苞のつくことが多い。
頭花(頭状花序)はふつう辺花を有するが、それを欠くこともあり、
単生するかまたは散房状に集まる。
花色は黄、橙、ときに赤、青、紫紅色がある。
花柱分枝の先端は切形で有毛である。
葯の下部の付属体は矢じり状である。花床に鱗片はない。
果実は円柱形の痩果で隆条があり、冠毛は軟質の剛毛状で白色である。