NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名スミレ(菫)
園芸(流通)名
別名
科スミレ
属(和名属)ウィオラ(スミレ)
学名Viola mandshurica
ラテン語読みウィオラ・マンシュリカ
英名Manchurian violet
原産・分布地千島南部、日本、朝鮮半島、
原産・分布地中国、ウスリーに分布
園芸上分類多年草


 スミレは、千島南部、日本全土、朝鮮半島、 中国、ウスリーに分布する多年草である。 日当たりのよい野原や道端に生える。
 花は紫色で側花弁に毛がある。変異が多い。


 スミレ属は、世界に450種ほどが知られているが、 その分布域は広く、南北両半球にわたっているため、 その分類体系は今日なお完成していない。
 ジャンジャンは、1824年に花柱の形態にもとづいて スミレ属を5節に分類したが、その100年後の1925年にベッカーは、 さらに広範な資料によって14節に区分した。 この分類に対しては部分的な批判もあるが、 世界的視野での包括的な分類として、 ベッカーを超える研究はまだ表れていない。

 本属の仲間は、  パンジー 、  タチツボスミレ 、
 タスマニア・ビオラ 、  ビオラ・ブルースワール 、
 ビオラ 、   ビオラ・ソロリア・プリンケアナ
 などを掲載している。


 三枚目(左)は、 Junko さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 今日は暖かかったので近所をウォッチングしました。
  スミレ ・   ヒマラヤユキノシタ  です。』

 スミレ属の種類はおもに多年草または一年草、 ときに低木や亜低木となるものがある。
 葉は互生し、ふつうは葉柄があり、単葉または掌状複葉となる。 葉は開花期と果実期とで形が異なる2型葉をなすものがある。
 花柄は腋生で、ふつうは1個ときに2個の花が咲き、 中部付近に小苞が1対ある。
 花は両性で、左右相称花で花弁は5枚である。 唇弁の下唇は一般に大形となり、 基部は筒状または半球状にふくらむ距となり、 密をたくわえている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 スミレ属の植物で、私の図鑑で和名の付いているものだけでも 約100種が掲載されており、 スミレの品種を特定するのは非常に難しいため、 ここでは和名がスミレと称する   V. mandshurica (V.マンシュリカ)を掲載した。

 四枚目(左)は、花の形と花の色から明らかに他の品種であろうが、 品種の特定には至っていない。


1枚目画像撮影日:2006.04.09
2枚目画像撮影日:2005.03.13
3枚目画像投稿日(投稿者):2006.04.04 ( Junko さん)
4枚目画像撮影日:2005.04.24

2015.05.04 First making day [3s/33su/182700]
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