NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名ハゴロモジャスミン(羽衣ジャスミン)
別名
科モクセイ
属(和名属)ヤスミヌム(ソケイ)
学名Jasminum polyanthum
ラテン語読みヤスミヌム・ポリアンツム
英名Winter jasmine , Pink jasmine
原産・分布地中国南部原産
園芸上分類常緑蔓性低木


 ハゴロモジャスミンは、中国南部原産の常緑蔓性低木である。
 高く伸びる常緑蔓性植物である。葉は対生し、 5~7小葉からなる羽状複葉である。 頂小葉は3脈が目立ち、卵円形で先は細長くとがり、 裏面の脈腋に毛叢のあるほかは無毛である。 葉柄の基部は茎を抱く。
 花は頂生し、1花序に30~40花つく。萼は5裂し、 裂片は長さ1~1.5㎜と非常に小さい。
 花色は白色で、ときに外側が桃紫色となり、強い芳香がある。
 花冠裂片は5個で、卵円形である。
 耐寒性は十分あるが1・2月の蕾どきに寒気に合うと早春の花は見られない。

  ジャスミン・ホワイト・プリンセス  は、本種が親種とされている。

 三枚目(左)は、 briboo さんが、 『 帰り道に咲いていたいい香りがする木です。』  とのコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 ということで、いい香りのする木はハゴロモジャスミンであった。


 ソケイ属は、旧大陸の熱帯から亜熱帯にかけて分布し、およそ300種があるが、 アメリカ大陸の熱帯に帰化しているものもある。
 常緑または落葉性で、つる性か弓状に枝を張るか直立する低木である。 幼枝は円柱形か四角形である。
 葉は対生か互生し、単葉か3小葉あるいは奇数羽状複葉で、全縁である。 葉柄に節のあるものが多い。
 花は頂生または腋生の集散花序につき、まれに単生する。
 萼はふつう4~9裂し、裂片は鋸歯状、三角形、線形、 葉状などである。萼筒は鐘形である。
 花冠は高盆形あるいは漏斗状で花筒は細長く舷部は4~9裂し、 白、黄まれに紅色もある。
 雄しべは2個あり、花筒の内部につく。 果実はふつう液果で、2裂する。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、  オウバイ 、  ウンナンオウバイ 、  リュウキュウオウバイ 、  キソケイ  などを掲載している。

1枚目画像撮影日:2007.05.02
2枚目画像撮影日:2005.04.24
3枚目画像投稿日(投稿者):2008.05.02 ( briboo さん)
4枚目画像撮影日:2004.05.02

2015.07.28 First making day [6h/61ha/237700]
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