バ ラ
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Queen Elizabeth
ロ サ(園芸品種)クイーン・エリザベス
グランディフローラ
Dr. Walter Lammerts(ラマーツ)
アメリカ
西 暦 1954 年
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Queen Elizabeth
ロ サ(園芸品種)クイーン・エリザベス
グランディフローラ
Dr. Walter Lammerts(ラマーツ)
アメリカ
西 暦 1954 年
クイーン・エリザベスは、中香の四季咲き品種である。
クイーン・エリザベスは、ハイブリッド・ティーの「シャーロット・
アームストロング」とフロリバンダの「フロラドラ」の交雑種で、
両系統の性質を合わせもち、グランディフロラ系と名づけられた最初の園芸品種である。
花色、花形がやや野暮ったく、房咲き性も弱いが、きわめて強健でよく茂るため、
今でも多くの家庭で大株が見られる。
花は、明るいピンク色で八重咲きの大輪である。花形は丸弁平咲きである。
樹形は直立性で樹勢が強く、成木になると2mを超えることもある。
弁質・花もちがよく、耐暑性・耐寒性にも優れ、悪条件でも耐えて生き残り、
非常に丈夫で初心者にもおすすめの品種である。
なお、クイーン・エリザベスは、世界バラ会連合がほぼ3年ごとに開催する世界大会で、
1976年から始った「栄誉の殿堂入りのバラ」として、1979 年の プレトリア大会
(南アフリカ)で表彰されたバラである。
本図鑑では、同様に表彰されたものとして、
1976 年の ピース、
1983 年の アイスバーグ、
1991 年の パスカリ、
2003 年の ボニカ、
2006 年の ピエール・ドゥ・ロンサール 、
2009 年の グラハム・トーマス 、
2012 年の サリー・ホームズ 、
2015 年の カクテル を掲載している。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)& 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]