ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Pierre de Ronsard
ロサ(園芸品種)ピエール・ドゥ・ロンサール
ラージ・フラワード・クライマー (つるバラ)
M. Lowe
アメリカ
西 暦 1999 年
ピエール・ドゥ・ロンサールは、微香の弱い返り咲き品種である。
つるバラであり、長さは3m程度になる。
花は、中心部がピンクで外側にいくほど白くなるロゼッタ咲きで、
花径が9~12㎝の大輪八重咲きである。
花形は、1輪から3輪ほどの房になって、うつむいて咲く。
花枝は短く、花つき、花もちがよい。
香りは弱いがフルーツ香で気温が高い日中よりも朝晩の涼しい時間帯に香る。
株は伸長力があり、生育旺盛である。
また、ベーサル・シュートは植え付け後数年でほとんど発生しなくなる。
黒星病、うどんこ病は発生するが、丈夫なので葉を落としても枯れ込むことは少ない。
春のシーズンはこまめに花がらを切ると梅雨のころにもう1回咲く。
また、高冷地や、温暖地でも涼しい年なら花弁数は減るものの夏に返り咲きしやすい。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)]
画像は、みずがめ座さんが、「お久しぶりです」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 我が家も今年はバラに力を入れています。昨年挿し木をしたのが今年はよく咲いてくれました。
鉢ではどうしても大株にならないので家庭菜園の畑を一部バラ園?にしようかと頑張っています。
アンジェラ 、
ロココ 、
ピンク・サクリーナ 、
ピエール・ドゥ・ロンサールです。』
なお、ピエール・ドゥ・ロンサールは、世界バラ会連合が、
ほぼ3年毎に開催する世界大会で、1976年から始った
「栄誉の殿堂入りのバラ」として2006 年の 大阪大会(日本)で表彰されたバラである。
本図鑑では、同様に表彰されたものとして、
1976 年の ピース、
1979 年の クイーン・エリザベス、
1983 年の アイスバーグ、
1991 年の パスカリ、
2003 年の ボニカ、
2009 年の グラハム・トーマス、
2012 年の サリー・ホームズ、
2015 年の カクテル
を掲載している。