バ ラ
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Graham Thomas
ロ サ(園芸品種)グラハム・トーマス
シュラブ・ローズ
David Austin(デビッド・オースチン)
イギリス
西 暦 1983 年
ロ サ( バ ラ )
Rosa cv. Graham Thomas
ロ サ(園芸品種)グラハム・トーマス
シュラブ・ローズ
David Austin(デビッド・オースチン)
イギリス
西 暦 1983 年
グラハム・トーマスは、花色が黄色で、
返り咲き(春の一番花以降も咲く性質)の八重で、
花径約7㎝の中輪である。
樹形は立ち性で、樹高は1.4m程度である。樹勢は普通である。
カップ咲きで数厘の房になり、花つきはよい。
花もちはよくないが、強いティ・ローズの香りがり、
弁質がすぐれている。春以降も返り咲く。
枝は刺が少なめで、やや細くしなやかである。
シュート(新梢)は直立に長く伸び、誘引も可能だが、
花枝が長くバランスが悪い。
冬に枝を切り詰めても咲く。成株はシュート(新梢)が出にくくなるが、
古枝によく花を咲かせる。耐病性は中程度である。
なお、グラハム・トーマスは、世界バラ会連合が、
ほぼ3年毎に開催する世界大会で、1976年から始った
「栄誉の殿堂入りのバラ」
として2009 年の バンクーバー大会(カナダ)で表彰されたバラである。
本図鑑では、同様に表彰されたものとして、
1976 年の ピース 、
1979 年の クイーン・エリザベス 、
1983 年の アイスバーグ 、
1991 年の パスカリ 、
2003 年の ボニカ、
2006 年の ピエール・ドゥ・ロンサール 、
2012 年の サリー・ホームズ 、
2015 年の カクテル
を掲載している。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)]