コスモス 、
オオハルシャギク(大春車菊または大波斯菊)
キ ク
コスモス(コスモス)
Cosmos bipinnatus
コスモス・ビピンナツス
Cosmos
メキシコ原産
一年草
頭花は径6~10㎝で辺花は白色、淡紅色または濃紅色で心花は黄色である。
現在栽培されている園芸品種には早咲き系と遅咲き系の2系統がある。
遅咲き系はアキザクラの和名もあるように秋咲きで、短日植物の代表である。
早咲き系は短日性がなくなり、日長時間よりむしろ
環境温度の上昇により開花する性質が強くなったもので、
春の早播きで6月より開花する。
二枚目(左) は、早咲き系の品種で6月に撮影したものである。
コスモスは、植物学上の属名と和名属が同じ
「コスモス属」であり、珍しい植物のひとつである。
三枚目(左) は、みずがめ座さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 今週末は会社の近くでコスモス祭りがあります。
でも先日の台風で倒れたのではないかと心配です。』
四枚目(左) も、みずがめ座さんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 我が家の
コキア (正確にはコッヒアなんですね)
が色づいてきました。
秋ダリア と コスモス(ダブルクリック)です。 』
と言うことで、ダブルクリックという珍しい品種のコスモスである。
五枚目(左)は、こまさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 今日の名古屋は日本一暑い一日だったようですね。
立秋も名ばかりのようですね。
こちらでは もうコスモスが満開ですよ。
せめて一服の清涼剤いにしてください。』
六枚目(左)も、こまさんが、「秋桜」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 もうコスモスが咲き始めましたよ。
アジサイ
もコスモスもラベンダーも亜麻も・・・・
白く映っているのが亜麻です。
実物の色はかなり薄い青紫で風にそよそよとしてとても
風情のある花です。朝早くから昼までしが咲きません。』
この投稿は、7月なのに北海道ではもうコスモスが咲き始め、 秋の気配がだだよい始めているのには驚きである。 ひょっとしたら、早咲き系の園芸品種かもしれない。
七枚目(左)は、
hiro & shii さんが、
「こんばんは(^.^)」のタイトルで、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 今日は、一日中どんよりとした曇りでした。
明日から天気も悪くなりそうです。
台風も近づいて心配です。庭のコスモス・・
今年は背が高いので倒れてしまいそうです。』
コスモスもいろいろな園芸品種が作り出されている。
早咲き系統中から大輪品種が1930年にアメリカで育成され、
現在ではこの系統が主力になっている。
一枚目(右上) は、白地に淡紅色の覆輪(花弁や葉の、
外縁部分が地と違う色で縁どられているもののこと)を呈する
ピコティ咲き品種である。
本属の仲間は、
キバナコスモス 、
チョコレートコスモス 、
コスモス・イエロー・キャンパス
などを掲載している。
八枚目(左) は、花色が黄色で、
心花がふつうより長い園芸品種であり、珍しい品種である。
私は、コスモスは和名もコスモスで、漢字で「秋桜」
と書いてコスモスと読むものだと思っていたが、
今回、和名が「アキザクラ」と初めて知ったしだいである。
さらに、「オオハルシャギク」という別名があるのも初めて知った。
コスモス属は、アメリカ大陸のアリゾナからボリビアにいたる地域に分布し、
とくにメキシコには20種あまりが野生種があるといわれる。
園芸的に利用されているものは2~3種にすぎず、
主として花壇、一部切り花にされる。
一年草または多年草である。葉は羽状で対生する。
頭花(頭状花序)は単生または円錐状に集まり、
舌状の辺花(雌性)と筒状の心花(両性)からなる。
総苞片は2列に並び基部は癒合している。
痩果の先端は嘴(くちばし)状である。
近縁種の
ヒデンス属 は痩果の先端が嘴状とならないので異なる。